運動会の練習

昨夜、パソコン開いたら、中秋の名月だよってグーグルさんが教えてくれたので、窓から見ました。写真に撮るとへんにあかるい夜空。

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今朝、学校に行きたくないなあ、と息子が言った。小学校生活6年目にしてはじめてのことだ。組み体操の練習がいやだ。
「なんで組み体操なんかしなきゃいけないわけ。毎日2時間も練習がある。疲れるし、時間の無駄だし」
気持ちはわかる。
ああいうのは、苦痛な子にとっては、とんでもなく苦痛なのだ。
「だいたい、なんのために運動会なんかしなきゃいけないわけ?」ときたもんだ。
それはもう、大人を喜ばせるためですよ。親やおじいちゃんおばあちゃんが見て、うちの子は大きくなったなとか、がんばってるなとか思うのよ。
というようなことを言いながら、子どもだった頃の私の声が耳に蘇る。
(見に来る大人を喜ばせるため? 冗談でしょ。子どもがいやがってるのに、何が面白いわけ?)

気持ちはわかる。
でも、運動会がいやじゃない子もいるんだよ。組み体操がいやじゃない子もいる。ほんの3週間だから、つきあってあげなよ。
「長いよ、長すぎる。3週間も、だよ」
ああ、気持ちはよーくわかる。
すごーくよくわかる。
でもまあ、つきあってあげなよ。先生も一生懸命なんだし。無理なことはしなくていいよって言ってもらったんでしょ。だから、できることぐらいはしてあげなよ。
6年生の運動会も、一生に一度のことだし。組み体操も最後だよ。
(たぶん、中学や高校でもあるかもしれない、と思ったが、それをいま口にするのはかわいそうだ)
息子、学校に行った。

怪我しないようにね。