2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

かんがえていた

一週間幼稚園を休んだら、お便りの類がたくさん。 クラス交流会(保護者参加の交流会)とか、土曜参加日とか、なんか慌ただしい。 昨日はちびさんのクラスのクラス交流会。朝から午後まで。 午前中は子どもたちと一緒にゲームして(ちびさんは私の膝にすわっ…

メヌエット

練習している。 ピアノ、というかキーボード。 ちびさんが、テキストのみつばちマーチ、ならってないところも、自分で音符読んで、自分で練習して、最初はぎくしゃく、でも数日後にはすらすら弾くのだ。両手で。 私は最初、音符も読めなかったが、5歳児に負…

デクノボー

「デクノボーになりたい 私の宮沢賢治」(山折哲雄)読了。 以下、メモ。 賢治が花巻農学校時代に、斎藤宗次郎という20歳年上のキリスト者と親交があったという話が興味深かった。 斎藤宗次郎は内村鑑三の弟子で、日露戦争のころに、小学校で、徴税拒否、…

路地のなまけもの

葉書をもらった。 「遅まきながら世の中にはすばらしい世界ってないんだなということがわかって、つまり必ず泥棒はいるしぼくはなまけるだろうしと思って、でもすばらしい瞬間っていうのはあるんだろうなと、路地を読んで思い出しました。」 作品集「christm…

愛もなくやさしさもない地上に

友人からのメール。ぺったん。 「とりたてて「成功者」と言える程ではない人々は、怯えている。自分の番が来るのを。そして、不幸な人々には、不幸になる理由があったんだと納得して安心する。理由とは、自分たちの勤勉さであったり、他人の怠惰であったりす…

実験精神

「ママ、クッキーつくろうよ。ぼく、おてつだいするよ」 と、ちびさんが言うので、つくってみた。 実験精神よね。 実験なら、失敗も成功のうちよね。 オープン爆発しないよね。大丈夫よね。 (ガスとか電化製品とか、こわいのだ) ちびさん、手伝った。 テー…

反貧困

『反貧困』(湯浅誠)読了。 ヴェイユの「工場日記」の現代日本版、みたいな感じ。 それよりひどいか。工場を追いだされてしまうし、住むところがないのだから。 えらく身につまされる本でもある。 さいわいにも、路上に追いやられたことこそなくてすんでい…

水疱瘡

ちびさん、水疱瘡でした。 薬ひと抱えもらって帰る。 病院で診察を待っているときに、小さい女の子が点滴されて泣いているのを見ているうちに、ちびさんしくしく泣きだしたのだが、帰って夜になってからも思い出すらしく「ママ、ぼく、ながいちゅうしゃ、い…

発熱

ちびさん、昨夜、突然発熱。ほんと突然、5分くらいで。 咳も鼻水もないんだが、なんの熱だろ。 めずらしく、自分から布団にはいってすやすや眠り、 今朝も、朝ごはんのあと、またすやすや眠り。 そろそろ起こして病院に行こう。

「カイエ」覚書についての覚書

ヴェイユに関する覚書について、友人からメールをもらった。 許可を得て、ぺったん。 ☆☆ 『「キリスト教がこの上な偉大なのは、苦しみに対して超自然的な治療薬を求めるところにはなく、苦しみの超自然的な利用を求めるところにある」(カイエ) まともな宗…

雪です

まだ2月なんだよね、そういえば。 週末あったかかったので、そろそろ春、の気分だった。 昨日の午後、ちびさん耳鼻科。アレルギー鼻炎の薬をもらいに行ったのだが、2時間待ち。花粉症の患者さんがあふれていた。 そんな気節なんだなあ、とさらに春の気分で…

「カイエ」覚書

朝、読書していたら、ちびさん、折り紙で、のりまきとサンドイッチつくってもってきてくれた。ほめてやったら、夜には、のりまきが何本も増えて、空き箱のお重に詰められていた。 ☆ この数日、ヴェイユの「カイエ」読み返していて、ふいに気づいたんだけど、…

お散歩日和

「今日は横浜から、きみより小さい女の子が、パパとママと一緒に広島に来るから、駅まで行くよ」と言ったら、ちびさん 「きょうはバレンタインだから、チョコレートもっていってあげる」と自分のチョコレート半分こしていた。 いい子だ。 午後、街へ行く。あ…

7+8=16

「私のなかにある罪が〈われ〉と言わせるのだ。 7+8=16と言うなら私は間違っている。ある意味で7+8=16とするのは私だ。だが、7+8=15とするのは私ではない。 真なるもの、美なるもの、善なるもののすべてにわれは不在である」 ヴェイユ「カ…

みつばちマーチ

テレビを見なくなったちびさん、ひまである。ゆうべは、私のところにやってきて、まとわりつく。今、ママお仕事しているからだめだよ、と言ったら「ぼくもおしごとする」としくしく泣く。 帳簿つけていただけなのだが、あいにく電卓が見つからず、紙に筆算で…

シモーヌ・ヴェイユ「根をもつこと」

シモーヌ・ヴェイユをぱらぱらと読み返している。 「根こぎは、人間社会のずばぬけてもっとも危険な病患である。なぜなら、根こぎは増殖してゆくからである。完全に根こぎにされた人間には、ほとんどつぎのどちらかの態度しか許されない。すなわち、古代ロー…

リス

ごく小さな子どもにとって、情報、というものは、親からやってくるものだった、と思う。私が子どものころはそうだった。母のもっている情報が情報であり、それがやや時代遅れっぽいとか、そういうことに気づきはじめるのは小学校の高学年になってからだった…

釜山の友だち

広島発着の(たぶん)高速バスに乗ったら、背もたれの網のなかに入っているのだと思う。無料配布の情報誌。Busport。 旅について、短いエッセイを書きました。 友だち、という言葉を、はじめて信じた(信じるに値する言葉かもしない、と思った)のが…

「笹井宏之さんを偲ぶ会」

「笹井宏之さんを偲ぶ会」が、3月20日の春分の日に行われます。 詳しくは http://jiro31.cocolog-nifty.com/comet/ 笹井さんの歌集を購入ご希望の方は、BookParkまで。 http://www.bookpark.ne.jp/cm/utnh/select.asp 行ける方はぜひ。

そして丘をおりていく

とっても久しぶりに本屋に行って、とっても久し振りに本を買った。「考える人」2009年冬号。特集は「書かれなかった須賀敦子の本」。 「アッシジのヴェイユと須賀敦子 そして丘をおりていく」(冨原真弓)という一文がある。須賀敦子が本棚のヴェイユに…

じゃんけん

ちびさん、1年前にはできなかったじゃんけんが、できるようになっている。 それで、じゃんけんするんだが、帰り道の坂道で、遠回りしたいちびさんと、したくない私と、じゃんけんして、2週間ほど、私、勝ちつづけた。だって彼は、最初はグー、のあとは必ず…

立春

昨日は節分。だったのだと思う。 ちびさん、幼稚園から鬼のお面で帰ってきた。 今日は立春。なのだと思う。 お天気専門チャンネルとちびさんが言っていた。 「ママ、おいしいごはんつくらないと、ママを食べちゃうぞ」 などと言う。 うるさい。おいしいごは…

前線

フィリピングッズを買ってもらえるというので、(ついでにキューピーも)届けに行き、ちびさんにマジックをもらって帰る。 1月のカレンダーの裏は、ひろびろと、うれしい白さに輝いていて、もらったばかりのマジックで、ちびさん塗り始めた。いちめんに真赤…

貼り替え

襖というのは、ふさいでもふさいでも破れたり穴が開くものだ、と思う。 まじめに襖紙なんか買って貼り替えしたって、その日のうちに、また破られないとも限らない。 そこで考えた。障子紙は安い。この障子紙に絵をかかせて、あるいは絵の具で染めて、それを…

『christmas mountain わたしたちの路地』の紹介記事

今日の発見。 このあたりのコンビニに、朝日新聞は置いていない。 駅のキオスクまで行くと、置いてある。 今日の朝日新聞7面に載っていました。関西版。 『christmas mountain わたしたちの路地』の紹介記事。 (夕刊のある地域は昨日の夕刊らしいです。) …