かんがえていた

一週間幼稚園を休んだら、お便りの類がたくさん。
クラス交流会(保護者参加の交流会)とか、土曜参加日とか、なんか慌ただしい。

昨日はちびさんのクラスのクラス交流会。朝から午後まで。
午前中は子どもたちと一緒にゲームして(ちびさんは私の膝にすわったまま動かないので、フルーツバスケットはリタイヤ)、写真のフレーム作りをした。
フレームに入れる、担任の先生とのツーショットの写真を、役員のお母さんたちが撮影して用意してくれていたわけですが、ほかの子たちのはみんな笑顔なのに、ちびさん、なんだかすごく難しそうな顔をしている。笑顔のない、なんというか、内側にもぐったような、全然気持ちがカメラに向いていない、顔。気になったので聞いてみた。
「写真たのしくなかったの? 何考えていたの?」

すると、ちゃんと答えが返ってきました。
「ぼく、ピースするの、ほんとうは2より3をだしたいかなあ、でもぼくは5さいだから、5のほうがいいのかなあ、ってかんがえていたの」
……なるほど。たしかに、そういう迷い多い顔をしているわ。

「あ、わかった、ぼく、6さいになったら、6にする。そうすればいいんだ」
と、いきなり解答が見つかったらしく(!)、いきなり晴れ晴れした笑顔だった。

さて、フォトフレーム。フェルトを針と糸で縫い合わせるのは、いい機会だし、やらせてみようとしたが、ふだん包丁と針は危ないのだと言い聞かせていたのが功を奏したらしく、「はりは、あぶないから、ぼくは、さわったらだめなんだよ」とかたくなだった。(ああ、そろそろ修正をほどこさなければ)

それで私が縫い合わせたあとに、フェルトの汽車と三日月と、スパンコールのお星さまを地道に貼り付けて、銀河鉄道らしい。

お昼は一緒にお弁当。あいかわらずお箸1本だけ、を使って器用に食べていた。
(それくらい器用なら、2本使えそうなもんだと思うが、それはできないらしく、家で無理にもたせると「ぼく、おはし2ほんだと、たべられないから、ごはんいらないの」とせつなげに席を立ってしまうのだ…!)

午後、保護者の茶話会は途中で抜けだして帰る。教室をのぞくと、ちびさん、とてもリラックスした感じで、みんなの輪のなかにいて、絵本の読み聞かせしてもらっていた。秋までとはもう別人のようだ。楽しそうで、何より。