2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

線路がゆがんだ

今日、子どものエレクトーンの発表会。 教室の仲間5人のアンサンブルで出場。去年、まぐれのように銅賞もらったもんだから、今年も何かもらうつもりでいるが、この演奏で賞はないでしょ、と思っていたら、やっぱりなかった。 列車が楽しく走る曲なんだが、…

今朝見た夢

そこはすごく貧しい土地で、村のようでもあり町のようでもあり、女たちがいて、子どもがたくさんいた。そのたくさんの子どものなかに、私の子どももひとりかふたりいるはずだったが、誰が誰かわからない。だってここでは、子どもも子どもを生んで育ててる。…

朝、目覚ましが。

朝、目覚ましが鳴らない。 6時に起きるはずが、目覚めると7時半。あらら。 電池が切れたらしい。 バスは間に合わないから、学校は、パパに車で送ってもらおう。大丈夫だから、泣くな。 子ども、にじんでくる涙をぬぐいながらパン食べている。かわいいなあ…

悪気はない

何かに気をとられると、まわりが見えなくなり、今やるべきことができなくなる。それを責められると、言い訳し嘘をつく。そして、その嘘をほんとうと思いこむ。 これからちゃんとします、と泣いて言うが、毎日同じことを繰り返す。 約束をしても約束を守らな…

クレメンタイン

土曜の朝、子どもが靴をはきながら、言った。 「ママ、原爆のことは忘れちゃだめなんだよ」 ああそうだね。もちろん、そうだよ。 でも、この唐突さはなんだ。 ☆ 土曜の金時鐘さんの朗読ライブ、原田依幸さんのピアノよかった。ピアノがとても小さく見えた。…

抒情にこそ、批評は降りたっていなければならない。

金時鐘 詩の朗読ライブ 「四月よ、遠い日よ。」 メモから。金時鐘さんが語ったこと。 ☆ 東日本大震災で、日本の現代詩は瓦解している。言葉を無くしている。他者と関わってこなかった日本の詩が。 追悼の詩歌はあっても、とりわけ原発事故に対して、現代詩が…

雨天決行 じょいふる

運動会は雨天決行だった。 順延と決め込んでいたから、近所のママが電話くれなきゃ、行かないところだった。 ときおり小雨がぱらつくなか、プログラムの変更もありながら、運動会はじまった。パパは町内会長の代理させられて来賓席にすわってビデオまわして…

「しまのないトラ」

「しまのないトラ」という子ども向けの本。 http://www.amazon.co.jp/%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%84%E3%83%88%E3%83%A9-%E5%81%95%E6%88%90%E7%A4%BE%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88-%E6%96%89%…

登校日に学校に行けなかったことについて

子ども、いまごろになって言った。 「ぼくが、夏休みの登校日に、学校に行けなかったのは、原爆がこわいのもあるけど(このあたり、登校日は8月6日、今年は6日は土曜日だったので5日)、みんなが先生をばかにするのを、ぼくはもう見たくなかったんだ」 …

いつもいつでもあなたのそばに

子ども、しばらく前に、学校からたくさんプリントをもって帰ったとき、なかに1枚、隣の席の女の子のプリントが混じっていた。 あした、返しなさいね、って言ったんだが、またもって帰ってる。 「返すの忘れたから、あした返す」って、言いながら、返すのを…

作文が書けない話について

毎週末、作文の宿題がある。子ども「書くことがない」とノートを前に、じつにゆううつそうにすわっている。ごくろうさんだなあ。 書くことならいっぱいあるよ。あれとか、これとか、それとか、なんでもいいよ、と声かけてみるが、どれも気に入らないらしい。…

『チェルノブィリの祈り』スベトラーナ・アレクシエービッチ から ④

『チェルノブィリの祈り』スベトラーナ・アレクシエービッチ から ☆ 第三章 悲しみをのりこえて(つづき) ──党地区委員会 元第一書記 「私は昔の人間なんです。いまではわれわれをこっぴどく非難するのがはやっておる。非難しても身の危険はないのです。(…

『チェルノブィリの祈り』スベトラーナ・アレクシエービッチ から ③

『チェルノブィリの祈り』スベトラーナ・アレクシエービッチ から ☆ 第三章 悲しみをのりこえて ──化学技師 「あるとき特別注文がきた。廃村の一軒の家を大至急洗浄してくれ。すてきだぜ!「なんのために?」「あしたそこで結婚式があげられるんだ」(略)こ…

『チェルノブィリの祈り』スベトラーナ・アレクシエービッチ から ②

『チェルノブィリの祈り』スベトラーナ・アレクシエービッチ から ☆ 第二章 万物の霊長 ──母親 「私の娘、あの子はほかの子とちがうんです。大きくなったら私にたずねるでしょう。「どうして私はみんなとちがうの?」 娘は、生まれたとき赤ちゃんではなかっ…

『チェルノブィリの祈り』スベトラーナ・アレクシエービッチ から ①

『チェルノブィリの祈り』スベトラーナ・アレクシエービッチ から ☆ 孤独な人間の声 ──消防士の妻 「私は毎日シーツを取り替えましたが、夕方にはシーツは血だらけになりました。彼を抱き起こすと私の両手に彼の皮膚がくっついて残る。」 「病院での最後の二…

原発名言

ツイッターのgenpatsumeigen 原発名言から。ランダムに拾ってみました。 断片的な言葉なので、これで全部を判断できないと思うけど、いかれた発言もたくさんある、ような気がする。 何が本当で何が嘘か、いずれ明らかになるだろうけど、そのとき、いかれたこ…

「真実を目指す戦い」

ドイツZDFテレビ「福島原発労働者の実態」 http://www.youtube.com/watch?v=aAE-QBmC1VA&noredirect=1 「福島の惨事:未だ何も終わってはいない」英ガーディアン9.9付記事全訳 http://genpatsu.wordpress.com/2011/10/07/guardian-aftermath/ Global Researc…

ゴーストハウス7ごう

昨日は、PTAの校内パトロールの当番。で、午後学校に行って、見回りして、ついでに参観して、子どもと一緒にバスに乗って帰る。 そのバスが。うちのほうまで帰るやつは本数も少ないのだが、1年生の乗ったバスが出たあと、2年生は30分も待った。バスは…

ゼイナブの物語

古居みずえ監督の映画『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』が自主上映中。 http://whatwesaw.jp/ 京都は明日まで。神戸は14日まで。 あいにくまだ見ることが出来てない。 この映画のなかの映像を、でもたぶん私は見ている。2009年のイスラエ…

ゆーかい犯

山口のおじいちゃんから、子どもに手紙が届いている。 8月の終わりのピアノのコンクールのときから、1か月以上も会ってないから、さびしいって。9月に会いに行こうと思ったら、そのときはみんなで宇和島に行くというので会えなかったし、10月には山口に…

事前学習会&ドキュメンタリー上映会

来たる10月22日土曜日、広島で、 金時鐘 詩の朗読ライブ「四月よ、遠い日よ。」があります。 http://yumenononi.blog.eonet.jp/default/2011/09/post-59a3.html 昨日はその事前学習会&ドキュメンタリー上映会。 「済州島4・3事件と朝鮮戦争」 「戦後…