2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

明日からフィリピン

WHAT A LONG STRANGE TRIP IT'BEEN なんて長い奇妙な旅をしていることだろう はじめてフィリピンに行ったときだから、1994年の夏に、マニラのどこかのデパートで買ったTシャツ。まだ着ている。 骸骨さんたちの進化過程。 7人目の骸骨さんが頭に花輪をのせて…

花火大会

昨夜、幼稚園の花火大会。 盆踊りの練習したの、とは言っていた。「ぼくはみてたの」。 ということで、盆踊り。 輪のところまで、連れていってはみたんだが… みんなが踊っている輪の外で、ずっと、しゃがんで地面に絵をかいていた。 踊らなくていいけどさ、…

映画館

金曜日、映画観てきた。映画館で映画観るなんて、子ども生まれてからはじめての気がする。「光州5・18」 ひとりで観にいった。映画はひとりで観るのが好き。「ママ、なかないで」と泣くちびさんもいないし、心おきなく泣きました。 [youtube=http://www.yout…

青い背中

ちびさん、マジックで顔に落書きして、それを鏡で眺めてる。なんだか楽しそうに。 箸も使えないが、スプーンも上手に使えるわけでなく、途中で投げ出して、犬食いしていた。プリン。 それでもプリンだから、犬食いでも最後まで食べるので、ごはんは、面倒く…

プール

昨日から夏休み突入。 昨日今日の2日間はプール開放日。保護者同伴。 それで昨日、行ってきた。 プール行きたい、と言ったくせに、行くと、帰る、と言い出したのは、保護者がたくさんいて、いつもと感じがちがったからだ。そこをまあ、なんとか励まして着替…

「病める庭園」

「病める庭園」 丸山薫 静かな午(ひる)さがりの縁さきに 父は肥つて風船玉のやうに籐椅子にのつかり 母は半ば老いて その傍に毛糸を編む いま春のぎやうぎやうしも来て啼(な)かない この富裕に病んだ懶(ものう)い風景を 誰れがさつきから泣かしてゐるのだ オ…

チューリップのアップリケ

日曜はお買いもの。 久しぶりに100円ショップ&リサイクルショップに出かけた。 私が買ったのは、垢すりタオルが10枚余と女の赤ちゃん用の服と帽子。フィリピンに行くので、親しい人たちへのお土産に。 去年、女の赤ちゃんを産んだリンリンは、はじめて会っ…

しごと、とは。

「ぼくは、いっしょうけんめい、しごとしてるんだ」 と、ちびさんが言った。牛乳パックを五つほどもつなげた新幹線に、あれこれ紙きれをはりつけながら。 セロテープを切る音が、あんまり耳についたので、そんなにべたべた貼らないでよ、テープがなくなって…

「霧の中の風景」

いちばん好きな映画 アンゲロプロスの「霧の中の風景」1988年 国境の向こうにいる父親に会うために、旅をする姉弟。ほんとうはどこにもいない父親は、神さまみたいなものかもしれないが、神さまなんかいてもいなくても、会うためのつらい旅を、はじめなけれ…

自由ノート

ノートがない。 パアララン・パンタオ関連の、雑記帳。 たぶん去年からの、あれこれが書きつけてある。 ニュースレターの下書きとか、経費の計算とか、いくつかの住所とか、そんなものだから、経費のことは、出納簿に写しているはずだし、住所は住所録に写し…

光州の五月

「光州の五月」(宋基淑著 藤原書店)という本を読んでいる。 光州事件を題材にした小説。事件のあったころに、息をのむようにして、テレビや雑誌で見た光景を思い出す。若い男女が下着姿で道に転がされたり、装甲車に乗せられていた。軍隊が自国の市民に銃…

爆弾

ちびさん、幼稚園から卵のパックにヨーグルトのカップをはりつけたものをもって帰る。最近、こんなものが部屋のなかにごろごろたまっていく。ゴミを持って帰るのやめてほしい、と言いそうになるのをこらえて、「何つくったの」ときく。すると、「ばくだん」…

くつくつあるけ

月曜日。きれいに洗って乾いた靴はいて、ちびさん幼稚園に行った。お弁当も明日で終わり。それから半日保育がちょっとあって、ああ、夏休みがきてしまう。 「くつくつあるけ」という赤ちゃんの絵本があったけど。 基本的に、お家にひきこもっているのが、好…

ケロロのまち

グーグルアースの旅。 宇宙旅行だったり、駅めぐりだったり、ちびさん楽しんでいるが、つきあわされるのはなかなか面倒くさい。で、勝手にやらせていたら、「ソンブレロ銀河」を見つけたり、山口県下関市で関門海峡の橋を見ていたり、していたが、そのうち、…

母たち子どもたち

10日午前中は療育センター。去年、療育のクラスに通って今年は幼稚園に行っている子の親たちと担当の保育士さんとの懇談会。私のほかにはダイちゃんのママと、リュウくんのママ。 ダイちゃんはちびさんと同じ幼稚園の年少さん。「こないだ、りくちゃんを見か…

「二十五時」

殺人事件の時効よりも、長い歳月が過ぎてしまったことだし、自白しようか。 高校の図書館の本を二冊盗みました。 ゲオルギウの「二十五時」名作ですね。昭和25年の本。 ショルマーの「25年」ソ連の収容所の記録。昭和31年の本。 盗むつもりはなかったので…

少女死するまで炎天の

少女死するまで炎天の縄跳びのみづからの圓駆け抜けられぬ 塚本邦雄 夏の電車に揺られながら、思い出していた。 少女は、やがておばさんになるんである。 むかし、母の古い友人だか、遠い親戚だか忘れたが、たまにやってくるおばさんがいて、母を相手にひと…

趣味悠々

ちびさんの愛読書の一冊、NHKテキストの趣味悠々。鉄道模型。Nゲージでジオラマをつくるやつ。 ちびさんもつくっていた。箱に紙くずをびらびらはりつけて、うっとうしいので、一度私がごみ箱に捨てていたら、またひろいあげて、こんどは電車の玩具をはりつけ…

平成20年7月7日

今月末、ひさしぶりにフィリピンに行きます。29日から2日まで。1年7か月ぶり。 チャイナエアラインは台北乗継がだるい。移動で一日つぶれてしまうのが悔しいが、値段を考えたら、やはりこれ。 パヤタスにいられるのは、なか3日間。ああ、レティ先生に会え…

「春の戴冠」

ネットの古本屋で見つけた本が届いた。辻邦生「春の戴冠」。 なつかしくて、泣きそうになる。 十五歳、高校一年の夏に読んだ本。 そのころの読書ノートがたまたま手もとに残っていて、見ると、丸山薫や立原道造、中原中也、ランボー、ボードレールの詩、コク…

反省文

おじいちゃんにお手紙出したら、お返事がきた。お返事がきたので、またお返事を書く。 「おじいちゃんおばあちゃんへ。なつやすみにあそびにいきます。きょうはおんがくきょうしつにけろろをもっていきました。おじいちゃんがほめてあげます。りくし」 音楽…

おりひめケロロとひこぼしギロロ(グーグルアースの旅)

幼稚園でつくった七夕飾り。お星様にかいている顔は、おりひめケロロとひこぼしギロロ。なすびのおりがみのたんざくに書いてもらった願い事は、「くろいじどうしゃをうんてんしたい!!」 「運転したいの?」ときいたら「うん。でも、みちがわからないから、む…

魔よけ

「台所がくさい。にんにくくさい。」 と、朝、起きたパパの第一声。 あー、ゆうべ、餃子つくったからね。自分も食べたじゃん。 「いいじゃん、にんにく。魔よけだよ、魔よけ。近づくな」 ちびさん、元気に幼稚園に行った。 「まっすぐまえみて いきちんちん♪…

できなかったこと、できたこと

ようちえん、つまらないの、とちびさんが言う。 おや、どうしたの、と思って話を聞いてみると、カード取りゲームをしたんだけど、カードがとれなかったというんだな。 どんなゲームかよくわからないが、かるたのようなものなら、そりゃ、ちびさん、無理だろ…

机がきた。ふたつも。ベビーダンスもきた。 幼馴染みの女の子が、息子ふたり、それぞれ進学就職して家を出たので、机をいらないかという。捨てるには惜しいほど、いい品物らしい。 運送のトラック代一万五千円は、申し訳ないのでこちらで払うことにして、届…

七月

七月になった。 ちびさん、今日の身体測定は、ズボンも脱ぐと言っていた。 こわがって逃げていた四月。服着たままなら、なんとか並んでできた五月。上着が脱げた六月。ズボンが脱げたら完成だあー。 先週末は、こうたくんに、お手紙もっていって、今日は、け…