雪のため

朝6時。目覚まし鳴るが、外は雪。Img_0914 
部屋のなかの空気も凍っていて、布団から出られない。出るのがいやだ。出たくない。
もうすこし寝よう。学校はあとで車で送っていってやる。
とパパがいうので、もうすこし寝る。
7時半。あきらめて起きる。
45分、学校に電話する。雪のため、すこし遅れます。
電話をしたから遅刻しても平気である。
と、のんびりかまえているのは、親たちだけで、子どもは、間に合わない、と気が気でない。気が気でないが、着替えもひとりでむずかしい不器用さである。なのに親たちは手伝ってくれないし、熊の親子の話なんかして笑っているし、子ども、怒った。ついでに泣いた。
しょうがない。行こうか。
その前に、玄関の雪かき。20センチの積雪。昨日の雪だるまも、雪に埋もれてどこにもいない。
道も凍っているし坂道だし。転ばずに歩けというほうが無理です。
ふだんなら10分ほどで行く距離を、のろのろ走ること30分。1時間目の授業はもうはじまっていて、子ども、ひとりで教室に入られないというから、教室まで連れていく。

山の雪景色がたいへんきれい。向かいの森も陽がさしてきて、雪がきらきら。
さむいっ。

余り毛糸で毛糸の帽子編んでやった。黒と茶色と青の三毛。耳がふたつついてる。