To be, or not to be, that is the question

To be, or not to be, that is the question 

シェイクスピアハムレット。中学生のときに読んで、ここの部分の長いセリフをなぜか暗記した。そのまま忘れていたはずが、ふっと蘇ってきて、気になったので検索。

在るか、それとも在らぬか、それが問題だ。運命という凶暴な石弓から射ち出される石や矢を・・・傲慢・不遜なこっぱ役人・・・

私が読んだのは、大山俊一訳の本であったらしい。偉大だなあ、シェイクスピア。ひたすら面白い芝居として読んだのだが、いま読むと、運命の、人それぞれの語ることのできない何かに寄り添う沈黙のようだよ。

ハムレット、と名付けてもらえない苦しみや、オフィーリア、と名付けてもらえない悲しみを、生きていれば、ときに目の当たりにするわけだが。