学校見学

朝、教育委員会のT先生と、小学校に行く。校長先生が迎えてくれる。校長椅子のソファーはふかふかで、ちびさん飛び跳ねる。
とりあえず、排泄の問題と、とくに音楽や体育の授業の困難が予想されること、見通しがたたなかったり、どうしていいかわからなくなると、ふざけること、などについての配慮をおねがいする。

校長先生の案内で、1年生の教室を見てまわる。算数をやってるところでは、ちびさん指折りながら、自分も計算していた。15-8=7。いい調子。
ところが次の教室は図工で、版画をしていたが、ちびさん耳をふさいでうずくまってしまった。子どものきんきん声は、うるさい。
そうだ、この問題もあったよ。幼稚園ではだいぶん平気になっていたのにな。
聴覚過敏の子のための耳栓は学校にあるらしい。必要なら買うか借りるかすることにしよう。

ちびさん懲りずに、2年生の教室も見るといって見てまわる。かさじぞうの劇をしている教室で、またドアにはりついて落ち着かない。みんなががたがたするからね。
図書室も行く。800人を超える児童が使うにしては、おそまつすぎるだろう、と思うけど、まあしょうがない。ちびさん怪傑ゾロリを読みはじめる。
入学式もいきなりでは、見通しがたたなくて困るかもしれないので、4月になったら、事前に担任と一緒に歩いておきましょうね、といってもらう。

ということで、一時間半ほど遅れて、幼稚園に行く。
「とってもおそくなっちゃってごめんなさい」と言いながら、教室に入っていった。そんなことが言えるなんて、なんかきみは、えらいじゃないか。「いいよう。大丈夫だよう」と先生に言ってもらっていた。
小学校もこれくらい馴染めると、まあまあ大丈夫だと思うんだけどな。

発達障害児の医療費免除の件、療育の証明書もらって保健センターに行ったら、印鑑をもっていってなくて、んー、また行かなきゃ。なんか同じ間違いを、以前もここでしたことがある気がするなあ、と思う。