教室に入ると、まず最初にお茶を出してくれたもうひとりの先生のことを思い出した。横浜寿町の識字教室。12年前ほど前に何度か、その教室を訪れて、生徒のひとりになった。差別と貧困のなかで教育の機会を失ったという在日朝鮮人のおばさん、簡易宿泊所に…
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