クリスマス帰省

23日から25日は山口の義父母のところ。
中国自動車道の県境あたりは行きも帰りも雪。

うちにサンタクロースは来ないので、サンタクロースのいるところへお出かけすることになったわけだった。それでおじいちゃんに、電車をふたつも買ってもらって、ケーキも食べて、めでたくクリスマスを終わったはずが、25日になって「サンタさんのプレゼントがないねえ」などという。どうやら、おじいちゃんには白いヒゲも赤い帽子もないし、プレゼントには包装紙もリボンもないし、演出が足りなかったらしいのだ……!

「おまえはなさけない、もう、とってもなさけない。自分がプレゼントもらうことばっかり考えて、自分のことばっかり。おじいちゃんに電車をふたつも貰ったのに、まさえちゃんにはサンタのお人形ももらったのに、ママにもミッフィーちゃんもらったのに。いったいどれだけ欲ばりなんですか。
ほんとは、りくがサンタさんになってプレゼントあげなくちゃいけないのに、自分はなんにもしないで、もらうことばっかり考えて。りくはおじいちゃんとおばあちゃんに何をプレゼントするんですか。考えた? 考えてないんなら、今から考えなさい。来年はサンタの赤い帽子かぶるんでしょう。(赤い帽子、ほしかったらしいのだ)」

と、ママにまくしたてられて、ちびさん、カレンダーの裏にマジックで電車の絵を2枚かいて、おじいちゃんとおばあちゃんにプレゼントしていた。
来月のママの誕生日には時計をプレゼントしてくれるらしいよ。どんな時計くれるんだろ。(不安だ。捨てられないゴミが増えるなあ、とか、思っちゃいけないんだろうなあ。)

なんていうの、家庭用もち製造機で、おもちつくって、ちびさんはお年玉もらって(すみやかにわたしが没収して)、その他あれこれの食糧と、庭のユズとスダチと柿と、いっぱい抱えて、帰ってきた。いや、ありがたい。

雪の中国自動車道、クリスマスツリーの森を走ってるみたいだった。

帰るとすぐぐらいに、私の父から電話。木から落ちて入院していたのだが、すっかりよくなって退院した。入院中に5キロ太ったらしい。いい骨やすめになったようだ。

まあまあ、楽しいクリスマスでした。さあて、掃除しよ。掃除。