あと2週間

ケロロのエプロン、気にいったらしい。
もちつきも楽しかったらしい。でも、もちは食べず。
家に帰ってからもエプロンして、夜ごはんつくるの手伝う、というので手伝わせる。が、2日目にはすでに飽きたらしい。途中でいなくなっていた。

S小児科の次はY耳鼻科。
ちびさん、診察されながら、喋り出す。
「せんせ。ぼくはおおきくなったら、Yせんせいになるんだ」
医者さん、大笑い。このあたりまではかわいい。
並んだ医療器具のひとつひとつを指さして、
「これは、おとがうるさいから、きらい。これはいい。これはつかわなかったね。せんせい。どうして」
いろいろとうるさいのだった。

母と銀杏の落ち葉で遊んだことをいきなり思い出す。
眼科の前の大きな銀杏の木。
幼稚園のときに目の手術をしたことがあって、そのころの記憶。
寝かされたベッドの横に、ガイコツがいたような記憶があるんだけど、手術室にガイコツの標本とか置いていたのかな。私の夢かな。

銀杏もおおかた散ってしまった。
落ち葉で遊びそこねて、1年が終わる。
中耳炎のあと、しばらく微熱が続いたから、外に遊びに行かなかったのだ。

掃除しよう。
ふだん怠けているから、いざとりかかると、その果てしなさに、吐きそうになる。そこにちびさんが持って帰るのだ。「工作」のあれこれ。はためには、ジュースやお菓子のパック、としか見えないものを。
今年もあと2週間。

街へ降りる。パアララン・パンタオに送金。
助けてくださるみなさま、ありがとうございます。