エマニュエル・リヴァの写真展

朝、雪つもっている。ちびさん大はしゃぎ。ゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆき……うるさい。
山を降りると、雪、もうつもっていない。はらはら降ってはいたが。
音楽教室(ちびさんの生き方の癖のようなものを把握できるなあ、と思う)のあと、街へ降りる。

エマニュエル・リヴァの写真展。

無料がありがたい。小さな会場2か所。さらさらっと見てきたが、今になって、いろいろとこみあげてくる。50年前の広島を、フランス人女優が歩いて、写真を撮った。
それは私の知らない広島だが、知っていると錯覚するのは、路地の感覚なのだ、と思う。貧しい路地に、どんなふうに家が建っているか、子どもたちがどのようにその道を歩くか。
十数年前、ゴミ山の路地をはじめた歩いたときの、私自身の感覚がよみがえっているのだ。あのときに撮った写真。盗まれたカメラと、手もとにのこったフィルム。たった昨日のことみたいだ。

80歳のリヴァさん来広中。ローカルニュースに出ていたけど、すごくきれいな人だ。今日トークショーがあったんだけれど、子連れなので、あきらめて帰る。
図書館に寄る。ちびさん、はじめて、外出先のトイレで▲できる。めでたいっ。その調子で、うちでもトイレで▲してくれ。

夕方、帰ってくると、雪、まだ残ってる。
この冬最初の雪だるまつくる。てのひらサイズの。