帰省の話① 寿司屋とスフィンクス

12日から宇和島に帰省していた。途中、来島海峡のSAで一休み。海峡をゆく船を見るのは好きだ。

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宇和島に着いたのは夕方。父をさそって最近できたらしい回転寿司屋さんに行く。道の駅に隣接してある。野球の岩村選手のお兄さんのお店、とか。店員が野球のユニホームを着ている。一瞬ひるむが、ここは広島ではないので、カープ以外のユニフォームでもいいのだと気づく。

盛況で、外で海を見ながら順番待ち。海は台風のあとの表情をしていた。このあたり埋め立て地で、昔はもっと奥のほうまで海だった。祭りのときに大漁旗を飾った船が港を埋め尽くしていた光景を覚えている。

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ところで、今回の帰省のテーマは「四国の新幹線に乗る」なのだが、寿司屋で、タッチパネルで注文すると、さっそく新幹線で運ばれてきたのだった。息子が大喜び。父がよく食べる。田舎の貧乏な年寄りは、超グルメだったりして、まずいと食べないのだが、ここは魚がうまい。たいへんうれしい。


翌朝、ホテルのベッドの上で挙動不審の息子に何してるのかと聞くと、「スフィンクス」と言った。ながめていると、なんか、こういう顔をしたスフィンクスもいそうな気がしてきた。