星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

運動会

運動会だった。
息子、体調崩して最後の一週間は練習も半分くらいは休んでいたし、そろそろ運動能力の追いつかなさが目立ってくるころではあるし、実に楽しくなさそうだった。

かけっこはびりだった。縄跳びの演技は、子どもたくさんいて、運動場ひろいし、どこで跳んでるかわかんなかった。縄跳びは難儀だ。「手足を一度にコントロールするのは難しいよ」と言っていた。それでもふつうに前飛びはできるようになったのだ。それ以上難しいことを、二重とびとか、やれというから、大変なのだ。
棒奪いは、戦線離脱するのを目撃した。あの奪い合いのなかにはいっていくのは苦しいと思う。
そんでラジオ体操がまた、ふにゃふにゃのやる気のなさでしたよ。

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私、小学校から高校にいたるまで、年間行事のなかで何が嫌いって運動会が一番嫌いだったことを、ありありと思い出してしまった。息子ははじめてびりになったが、私はびりにしかなったことがない。
無駄に傷つかないでいてくれるといいなと思う。
息子、パパの撮ったビデオのなかで、招集係の仕事してるときは、ごくふつうの明るい表情だった、ので、ほっとした。
怪我をしなかったのはえらかったね、とほめてやりました。
お弁当全部食べたのもえらかったね、とほめてやりました。
来年は組み体操だね、って言ったら、倒れていた。



息子を探していないときは、父母席の片隅で私は本を読んでいた。
トニ・モリスンの小説「ホーム」。トニ・モリスンはいいなあ。戦争や不幸に破滅させられそうになった黒人の兄妹が、故郷にもどる話なんだけど。
── 自分の価値を、他人に決めさせるな。
という話。