季節はすすみ

ほとんど聞こえないくらい小さかったヒナさんたちの鳴き声が、日に日に大きくなる。

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季節はすすみ、私はまだ衣替えもできてないという体たらく。
晴れたので畑に行く。どこに何が植わっているのかいないのかわかんないくらい、雑草に覆われたなかから、じやがいもをなんとか全部(たぶん)掘り上げた。
キュウリが3本くらいできている。ミニトマトももうすこししたら色づく。ブルーベリーがすこし採れた。ほんとにすこし。鳥よけの網をかけるつもりだったが、その前にまわりの草をひかなきゃいけないし、それがまた疲れそうな話だし。
私は全然季節に追いつけない。
季節はずれのいちごが1個なってた。その場で食べた。


息子がピアノ友だちから借りていた「羊と鋼の森」、読み終わったというので、私が読んでいる。原民喜の言葉が引用されていた。メモ。
「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体」
目標にします。


エリ・ヴィーゼル氏死去のニュース。「夜」は凄い小説だった。自伝の「そしてすべての川は海に」も好きだった。少年時代のいくつかのエピソードが、心臓に刺さってる。また読み返したいけど。
合掌。