星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

いい湯加減

昔、弟が、家からお金を持ち出して、あれこれ買っては、友だちに配っていたことを思い出したが。

あのさ、ムーミンなりの友情の表現なんだと思うよ。それで、楽しく遊んでいたのが、悪くとられて、絶交までされたら、傷つくと思うよ。絶交するなとは言わないけど、きみがムーミンの気持ちを傷つけたことは理解しなさいね。
と息子に言うと、
「じゃあ、お互いさまかな。喧嘩両成敗かな」とは言いながら、仲直りする気はないらしい。
また以前のようにべったり貼りつかれるのはいやだ、と言う。
でも縁を切るとか、そういう言い方はきついよ、と言うと、
「切るとは言ってない。切りたいと思うと言った」と言う。「それに、それくらい言わないと通じないよ」
なぜ?
「だって、たとえば、ぼくが、いい加減にしてっ! って言ったら、はい、わかりました、いい湯加減ですね、お湯を沸かします、4000度になりました、どうぞお入りください、ってそう言うんだ」


大笑いしてしまった。いい湯加減ですか。
それは楽しいんじゃないかな。
と私は言ったのだが、
「それはそうかもしれないけど、そうやってごまかすし、逃げるし、よくないよ」と息子は言う。

クラスは同じなので、教室で目があうと、
「見るな!」とムーミンは言い、「見てない!」と息子は言い返し、とにかくぎすぎすしてしまっているらしい。

ムーミンのママとは子ども会の連絡もあって、電話したりされたりだが、息子たちがそんなふうなので、「ごめんなさいね」「こちらこそごめんなさいね」と連日謝りあっている。

どうなるかな。いい湯加減って、難しいみたいよ。