2018-01-01から1年間の記事一覧

薔薇が咲いた

庭のつるばらが、花盛り。でも庭からはあまり見えない。車庫の上から屋根をずっとのぼってきて、ベランダで花盛りなのだ。ベランダの上や、屋根の室外機のまわりは枝を切っておかないとな、と思っていたけど忘れて、気づくと花が咲いていたので、花が終わる…

おれはおれを気に入らない

去年かきかけだった絵のつづきをかいた。「おれはおれを気に入らない」というタイトルは息子がつけた。(もしかしたら、おれは母ちゃんの絵を気に入らない、と言いたかったかもしれん。)一年前の春休み、山口線から山陰本線、三江線に乗ったときの。三江線…

白く咲くのは百合の花

本棚の本は、きみのものだから(母たちが処分しそこねたら、きみが処分しなければならないガラクタだから)自由に見ていいよと言っているけど、あんまり見ない。でも、へんなものだけはさぐりあてて、どきどきさせる。(これ、読まれてよかったかしら?)し…

◯と△

もう一週間ほど前の話だが。息子の学校の参観日だった。参観日には行くべきだ。授業中の姿勢の悪いのは、ずっといい姿勢でいろというのも無理な話なんだが、それでもときどきは姿勢をしゃんとする、ということもあってもいいんじゃないかと思いながら見てい…

夢と翼

宿題の国語のワークブックをやって、丸つけしているらしい息子のボールペンの音が怪しいので、見てみたら、やっぱり。ペンが速いのは、答え見てないから。彼は、間違っていても◯なのだ。答え合わせ、やり直しさせて、そのワークブックぱらぱらめくってみたら…

スクールカースト

連休前のことだが、息子は学校で不愉快なことがあった。同じクラスになったこともなければ話したこともない男子のKが、息子に聞こえよがしに、「××(息子の苗字、同姓男子がもうひとりいる)死ね」「陰キャラ、死ね」と言ったらしい。「陰キャラのくせにおれ…

He is not alone.

連休は、山口のおじいちゃんおばあちゃんの家へ。中国自動車道は、中国山地の新緑が眩しかった。春にも帰省したのに、また山口へ行くという息子の狙いはSLやまぐち号である。切符はとれなかったので、撮影をがんばるんだって。4日の夕方、湯田温泉駅近く…

きみのいたところ

今年は桜もはやかったけど、季節の進み方がはやいかも。畑のいちごも例年より1週間ほどはやいみたい。昨日初収穫2個。今日1個。ピンボケだったりうまく撮れなかった写真は、なにか気になって記憶に残ったりする。ほんとうはそこには、もっといいものがあ…

両手を広げて

家に男の子がいるというのは面白い。それも14歳くらいの男の子がいるというのは、本当に面白い。その子がすこし自閉スペクトラムの子なら、さらに面白い。最近息子といると、兄といるようで、弟といるようで、昔すこしだけ憧れた同級生といるようで、どこか…

脱畜生道

畑の牡丹も咲いた。ティッシュペーパーでつくった花みたいなのが。何年ぶりかな。 息子のクラスの洪水ちゃんは相変わらず洪水ちゃんらしい。英語の新しいネイティブの女の先生とやりとりしていて、「I love you」と先生が言ったら「I love you,too」と答えた…

最強のぼっち

先週、今年度最初の授業参観と、懇談会があった。数学の授業はプリントの問題を解いているだけで、静かで、面白いこともなく。懇談会はクラス別、これまでに親しくなったお母さんたちはみんな別のクラスになって、お母さんたちとも先生とも、はじめましてだ…

変身

畑では、いちごが、ぐん、と背を伸ばしていた。季節がくれば成長するのだ。息子、熱はいちおう下がったので月曜から登校しているが、まだ少し熱っぽい感じが続いている。喋ると喉に違和感があるそうで、声がまたいちだんと低くなり、続・変声期らしい、返事…

数字の意味

桜はもうとっくに散っている。これは向かいの森の桜。4月3日。去年の今ごろは軒下の巣につばめが帰ってきていたんだけれど、今年はまだ帰ってこない。もう帰って来ないかもしれない。新学期も始まっている。新しいクラスは、平和そう、いまのところ、と言…

春の旅 2日目、芸備線

4月4日早朝、新見から倉敷へ。息子ははじめて、私は18歳の秋以来だが、駅に降りても見覚えはない。駅は新しくて、つまり、どこの街の駅にも似ている。とりあえず美観区域へ。大原美術館は、昔と変わっていないとは思うが記憶がない。こんなだったかなあ、…

春の旅 1日目、姫新線

4月3日~4日。息子と青春18きっぷの一泊旅行。3日の午前5時。始発の可部線で出発。広島駅の貨物ヤードの上に、朝の白い月が、かかっているのが、ちよっと幻想的だった。山陽線、赤穂線を乗り継いで、まず姫路まで。昼頃、駅から一瞬、遠くに白くかす…

ピクニック

息子のピアノを買ってくれたのはおばあちゃんだ。帰省したときに孫にピアノを弾いてもらうのを楽しみにしている。おばあちゃんの家には以前使っていた電子ピアノがあり、そこには、おばあちゃんが、おばあちゃん合唱団で歌う曲の楽譜がおいてある。それで、…

春休みの帰省

30日午後、山口に帰省。どこもどこも桜満開。31日、早朝5時過ぎ息子はおじいちゃんに送ってもらって駅へ。それから青春18切符で、宇部線小野田線美祢線山陰本線山口線をぐるりとまわって夕方、山口に戻るという1日ひとり旅に出かけた。長門から萩までは、…

桜が咲いた

さくらばな陽に泡立つを目守りゐる この冥き遊星に人と生れて (山中智恵子)向かいの森の桜が咲いた。まず思い出したのがこの歌だった。桜咲くと思い出す。息子のパスポートの申請に、街へ降りる。平和公園近くは、満開。桜咲くところ、人が泡立っている。 …

なんでもない春の

畑のゆきやなぎが満開。去年は桜が遅かった。4月になってもまだ咲いてなかった。今年は早い、らしい。もう咲いているよ、とか、満開、とか、散りはじめている、とか、聞く。向かいの森では椿が咲いた。でも桜はまだ。まだ咲かなくていい。まだ春を迎える気…

not only かめむし but also てんとうむし

庭のクリスマスローズ。 ようやく晴れたので、数日ぶりに畑に行ったら、ゆきやなぎが咲きはじめていた。さくらんぼの花も咲いていた。運がよければ、実もなるかもしれない。いちごの花も咲いていた。なだれるように季節がすすむ。 近所の空き家の梅の花はも…

なごり雪

プリンターの調子の悪いのをなだめながら、刷ったあとで誤字を見つけるとか、いろいろありながら、パアラランのニュースレター刷り終えて、半ば発送した。すこしほっとした。ほんとうは、一通ずつ、お礼のお手紙を書きたい。書きたいけれど、気力体力その他…

切り絵

息子が学校から持って帰った紙屑は、美術の作品、となるはずだった。授業で切り絵をやったらしいのだが、仕上がらなかったんだね。インフルエンザで休んだから作業が遅れたし、と本人は言うけど、見たところ、不器用さと根気のなさで、このあとの作業をどう…

晴れた日は畑の草ひきをしているんだけれど。土の色が変だ。堅くて白い。なんだか作物を育ててくれそうな表情をしていない。どうしてこんなに堅いのだろうなあと触っていてわかった。フェルトになっているのだ。土のなかで、草の根の細かいやつがフェルト状…

人間ドックで尿検査が要再検査みたいなことだったので、先週ようやく行ってきた。病院。私が気にならなくても血尿は続いているらしく、一度検査しときましょうか、というので、した。CTと膀胱鏡。こわがりです。胃カメラもだけど、膀胱鏡も、見せてくれる…

ふきのとうと満月

雨なので。晴耕雨読の雨読のほう。昨日までは、晴耕だった。3月になったので、畑に行ってみたら、ふきのとうが出ていた。例年より少し遅いと思う。たぶん寒かったから。それで、例年より少ないだろうと思うのは、去年私が、蕗の群落を刈った草で埋めてしま…

今日できることを

机の横の壁に、息子がこんなものを貼っている。英語の例文で出てきたんですかね。よい心がけですけど。本当にその通りなんですけど。明日まで延ばしつづけて、冬だし雪だし寒いし、息子はインフルエンザだったし、しょうがないよ、と言い訳しながら、明日ま…

銀河街の…

学校で、教室がうるさいときに、「チッ」と舌打ちしたら、それが意外と教室に響いて、びっくりしたことなんかを、息子は話す。寡黙な目立たない生徒として毎日を平和に過ごしたい願いだが、いろいろかまわれて、思わず「ふざけるな、ばか!」とか言い返して…

古本募金できます。

きしゃぽんさんでの古本募金はじめました。 古本やDVDなどを、パヤタス・オープンメンバーに寄付することができます。(全額、フィリピンの学校、パアララン・パンタオに寄付されます)。 古本等の処分を考えていらっしゃる方、ぜひよろしくお願いします。 …

配給

配給はなかった、と言う。そんなことだろうと思って、ケーキつくってあげました。バレンタインのチョコレートが飛び交う日にも、ぼくには配給のチョコレートはなかった、ってことなんですけどね。教室で、チョコレート欲しい、チョコレートくださいって女子…

2月の雪のなかで

月曜の朝、空が晴れて、消え残っていた雪とのコントラストがきれいだった。 夜になって降って、火曜の朝は雪かき。 息子インフルエンザの10連休を終えて、久しぶりに学校に行く。雪なので送っていく。雪景色きれいだ。 ついでに、帰りに、郵便局や税務署に…