夜、息子がへんな節で歌って、というか朗読して、いた。怪しいので、それちょっと書いてみて、というと書いたね。こんなの。
「幾時代かがありまして
大量の宿題ありました
幾時代かがありまして
休みは課題が山のよう
幾時代かがありまして
今夜ここでの一頑張り
今夜ここでの一頑張り
勉強部屋は狭い部屋
そこに山積みの宿題だ
見たくもない宿題だ
頭疲れて手もだるく
低い天井の木目のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん(頭が)
それの近くの蛍光灯が
汚ねえ字だとため息つき
親御様はみな鬼面
口うるさい青ワニと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん(胴体が)
外は真っ暗 くらのくら
宿題終わらぬ そのうちに
夢の中のノスタルヂアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん(寝ながら)」
はあ。中原中也「サーカス」の替え歌というか替え詩というか、
終わらない宿題の詩だった。
そういえばこないだ、中也記念館で、草野心平が「サーカス」の詩を朗読しているテープを、聞いたんだったな。
ピアノ教室で、Yくんママとの今日の話題。
息子は、30分程度の宿題に3時間かかるのだが、Y君は1時間程度の宿題に6時間かかる。これは、同じ意味だろうか、違うだろうか。
つまり、時間のコントロールの難しさについて。
もういいかげん寝て欲しい時刻になっても宿題の終わってない息子を見ると、どっと疲れる。もう毎日毎日いいかげんにしてほしいと思う。
今夜、宿題しているふりで眺めていたのは、鉄道好きの先輩がつくっている自作のレポート「鉄道ニュース」2月号。これがなかなかよく調査してあって、立派なんですけど。