Happy mother's day

Happy mother's day.うちの男の子たちはそんなこと、思い出しもしないふうだった。私も義母さんに何かしてあげられるかって、何もしてあげられないから、たぶんこういうことは、気づかないふりでスルーするのが、誰も傷つかずにすんでいいと思う。
遠くドバイに出稼ぎに行っているペレ(去年までパアラランの先生だった)から、花束の写真を添付したメールが届いたのが、思いがけなくて、驚いた。ありがとう。はじめて会ったとき18歳だった女の子は、あっというまに4人の子のお母さんになって、子どもたちのために遠い国で働いている。

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今日もW君が遊びに来ていたので、おやつに炊飯器ケーキつくった。畑のいちご30個とチョコをのせた(デコレーションは息子)。W君は食べたあと、お皿を流しに運んでくれるいい子なので、ほったらかしでゲームに戻っていった息子も、戻ってきてお皿を運ぶのがおかしい。
W君はお小遣いを500円姉ちゃんに渡したそうだ。それで姉ちゃんが自分の小遣いとあわせて、母の日のプレゼントを買ってくる予定らしい。

すると「ぼくもママにプレゼントあげるよ」と息子が言った。「この家をあげるよ」とiPadのゲームのなかの家を見せる。W君とマイクラというものづくりゲームをしてたんだな。
なんだ、ヴァーチャルですか、と言うと、「えー、一生懸命つくったのに」って言う。別に母のためにつくったわけでもなかろうが。その家は二階建てで、広くて、牧場もあって、牛と馬と豚と羊がいる。犬も猫もいる。畑もあって、麦とじゃがいもその他が育っている。家のなかを案内してくれる。ここがリビング、ここがベッドルーム。「ママのために花壇もつくってあげるから」って、つくってくれた。
気持ちだけ、ありがとね。
「この家、ぼく、改造してもいいかな」
自由にどうぞ。