星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

静物

油絵を習いにいくことにした。高校の公開講座。全部で5回で昨日の文化の日が1回目。
たまさか募集要項を見かけて、締め切りぎりぎりだったけど、葉書送ってみたら、まだ定員に達してなかった。画材は用意してくれるので、エプロンだけもってゆく。
楽しかった。静物、画きます。絵具で絵を画くなんて、20年ぶり、それ以上ぶり。行ったらすでに、イーゼルに向かって画きはじめているおじいさんとかいて、はじめましての私はひるみましたが、そのうちどきどきしてきた。
すごくどきどきしてきて、あの地球儀画きたいなと思って、地球儀の丸を画いたら、やっとちょっとどきどきがおさまった。画いてるうちに、またどきどきしてきたので、部屋のなかうろうろ。Cimg5880

講師の先生がまた、楽しそうだわ。
こういうどきどきは、何かとても久しぶりで、うれしい。
息子が夏休みの宿題の絵を画くのを眺めてるより、自分が画くほうが断然楽しい。
画材買おうかな、とちょっと考える。(いまはお金がないので駄目だ、と思いとどまる。)

絵を画こうとすると、見る、ということを思い出す。むかし、小学校2年の理科の時間に、葉っぱの絵をかいておいでと先生が言ったので、みんな外に出た。私は、あじさいの葉っぱをかこうとして、こんなの無理、と思った。葉脈のひとつひとつを、私あのとき、たぶんはじめて見たんだわ。あんまり複雑でこまかくて、とてもきれいで、世界のすごさに、子ども心に打ちのめされたというか。
ふだんは、本当にはものを見てないと思う。そしていちいちあじさいの葉脈あたりにつまずいていたら、生活は難しい。
あのとき、みんなはとっくに教室に帰ったのに、私だけ帰ってこないのを、男子が呼びにきた。まだ描けてないのに、と思った。
まだ描けてないまま、何十年が過ぎたかしら。

私がお絵かきしている間、パパと息子は、やってきた義父さんとお寿司屋さんに行ったらしい。みんなそれぞれ、いい休日だったわけだ。