ひなさんたち

ひなさんたち、おっきくなった。体が巣からはみ出てる。

Cimg4706週末、息子の学校の文化祭、私はPTAの係。行ったついでに、制服のおさがりを買う。ブレザーの大きいサイズをひとつ。靴のひとつ上のサイズも。すごく安くてすごく助かる。これで大きくなっても安心だ。来年はズボンを探してみよう。
息子の足の大きさが、私と同じになった。手の大きさもほぼ同じ。身長もあと10数センチで抜かれるなあ。

英語の宿題、毎日ノート1ページの自主学習、というのがあるんだが、これがなかなか大変。息子、一行書いたら次の行はあけて、っていうふうにしていた。最初の先生はそれでよかった。ところが、考査のあと、先生が変わって、それでは点をくれなくなった。一行空きは駄目、罫のあるところには英語を書いて、日本語はすきまに書く。訳がないのは駄目。1ページしっかり書いていないと駄目。

最初の先生は、何を書いてもよかったが、今の女の先生は、しっかり復習をするように、と言う。ところが、その復習が、教科書を写しても3行ですむのに、1ページもどうしていいかわからなくて、息子はぼんやり。

毎週提出の度に、ノートの使い方の雑なこと、すきまだらけなこと、訳を書いてないこと、指摘されて、5ページやっても4ページとしかカウントしてもらえない。

そこで考えて、ノートの上半分は、授業の復習とそれに関することを書く。下半分は、自分の好きなことをする。そのかわり、5ページが4ページにカウントされるのは仕方ないと覚悟する、という方針をたてた。

息子、オバマ大統領の演説を訳す、と言い出した。といっても日本語訳はあるし、単語を確認して、英文と日本文の両方を写す、だけなんですけどね。それでも、なかなか大変なので、前に進まない。(そのあとはキング牧師の、そのあとはリンカーンの演説、と頭のなかの予定はいっぱい)

先生は容赦ない。とうとう、他の人より6~7ページ遅れていますよ、と書き込まれている。

それでページを稼ぐために、いろいろな国の名前を英語で書く、ということをはじめた。これなら地図帳見ながら、楽しくやれる、はずだったが、彼には地図帳は楽しすぎるんだよねえ、すみずみまで眺めて飽きないから、やっぱり、英語のノートはさっぱり先へすすまない、のだった。

ノートの上半分は、いやでもどうでも、復習する。This is ~とかThat is ~とかの作文。「これは机です。これは椅子です」とか書いてるなかに、「これは幽霊です」とか書いている。否定文のところでは、「これは私の朝ごはんです。食うな。これは私の昼ごはんです。食うな。これは私のジュースです。飲むな。これは水です。飲んでいいよ」…みたいな。
「私はペットは飼わない。なんで? だって虱が嫌いだ」とか。
無駄に、オチのないコントを考えて時間を潰しているというか。なんとか自分を楽しませようとしているというか。
それでもページは埋まらない。

I君に絶対追いついてやる、と言っていたが、I君は20ページほども先に進んでいるそうなので、無理だと思う。君が20ページすすむ間に、40ページすすむと思う。

遅れているのがいやなら、せっせと頑張ればいいものを、目を離せば、電子辞書で遊ぶし、地図帳と時刻表で遊ぶし。

ある日の英語の授業で、趣味を聞かれたから、電車の写真を撮ること、と答えたら、洪水ちゃんが、「train 電車!」とはしゃいで反応して、先生も「小さい男の子は電車が好きですね」とコメントしたもんだから、オタク扱いな上にちっちゃい子扱いまでされるようになって、まあちっちゃいんだけど、そんなこんなで、悔しいし、いろいろと波長のあわない英語の先生との攻防は、はたから見ている分には、なかなか面白いのでしたが。