100円の毛沢東

国際協力の日のバザー。
朝から行って、売りました。いろいろな人に会えて楽しかったです。
来てくださったみなさまありがとう。買ってくださったみなさま、たいへんありがとうございます。収益があると、ほんとに心があたたかくなります。
すべて、パアララン・パンタオへの支援にいただきます。



ところで、午前中子どもも会場にいた。昨日の小遣いの残りがちょうど1000円あるはずなので、好きなものを買ってきていいよって言ったら、隣の日中友好協会のブースに遊びに行った子ども、毛沢東のメダルを買ってきた。
「100円で買っていただきました」って、隣のブースの人が言う。
なんでこんなものを。思わず、
「こういうのを無駄遣いって言うんだよ」と本音を言ってしまったよ。思いっきり聞こえましたね。
周恩来なら宝物にするけど、毛沢東ねえ、
江青あたりにひっかかるような男のメダルねえ、最低だねえと私なんかは思うのだが、
でも子どもには子どもの言い分があるのであって、
「歴史に関係あるな、と思って」
ちゃんと毛沢東とわかって買ってるんだよね。たしかに、善悪や好悪は別として、重要な歴史上の人物には違いない。
子ども、そこのブースで、どこの街だろう中国の古い街の映像を流しているのを、興味深そうに見ていた。

お昼ごはんは、外の屋台で。世界各国風のいろんな屋台が出てる。
パパと子どもと3人で、水餃子とか焼きそばとかピロシキとかナンとかシニガンとかチキンとか揚げバナナとか、あれこれ食べる。子ども、残りの小遣いのなかから、水餃子のおかわり買ってきて食べる。

さて100円の毛沢東はこんなの。帰ってから、先日亡くなったおばさんの家から子どもが形見分けに選んでもって帰ったパンダと並べてかけてやりました。Cimg1344 


ジャイアントパンダが日本にはじめてやってきたのは1972年、第一次オイルショックの直前でした」と子どもが言う。年表が頭に入っているらしい。毛沢東の死亡は1976年だから、パンダが来たときにはまだ生きていたんだ。
買ってしまったものはしょうがない。日中友好的一日、ということにしよう。時代がどうなっても、きみは日中友好の志を手放してはいけないよ。

水餃子、子どもが全部食べて、私は一個も食べれなかった、のがちょっと残念。

昨日のバザー、河野美代子先生のブログに紹介してもらってます。http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-9852.html