2016年8月 Paaralang ➄

8月4日木曜日

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パヤタス校は、奨学生のレオ君が来ている。レオ君が書き取りを見ている間、イエン先生は子どもたちの身長と体重を測っている。毎月チェックしている。
レオ君の一週間。月曜日は一日中エラプ校。火曜と水曜は午前エラプ校。午後はカレッジの授業。木曜日は一日パヤタス校。金曜と土曜は一日中カレッジの授業。専門は、初等教育。6人きょうだいで、お父さんは大工、お母さんは野菜の行商をしている。
レオ君は、しじゅう歌を歌っている。なんだかわからないが、楽しくなる。

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お昼ごろ、日本からNPOハロハロのハルカちゃんが来る。パヤタスでも、ジュースパックのリサイクルで、バックやポーチなどをつくっていて、私もバザー用に、仕入れて帰るのだが、そのコーディネートをしてくれる。いろいろと新製品もつくってもらった。

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マニラのタクシーが、とてもマナーがよくなった、という話を聞く。外国人でも乗りやすい。タクシーは危ないから気をつけなきゃと以前は必ず言われたものでしたが。レティ先生と一緒に乘るときさえ、メーターを回していないタクシーを何台も断って、ようやく信頼できそうなのを見つけて乗り込む、というふうだったけど、あれも10数年も前のことか。
新しい大統領の話。迎えに来てくれたとき、道路の看板を指して、あれが新しい大統領だよとジュリアンが教えてくれた。好きかどうかを聞いたら、好きだと言った。日本でニュースで見るぶんには、麻薬犯罪者を射殺させたり、恐怖政治かな、という感じもするほどだったのに、ここではとても評判がいい。以前ダバオ市長で、その実績をみんな知っているからだという。
新しい大統領になって、ドラックの売買をしている連中が殺されるのが怖いから何十万人も自首しているとか、パヤタスでも、ホールドアップ(恐喝事件はよく起こっていた)がなくなってきているという。治安がよくなることと汚職がなくなることを、人々は期待している、ということのようだ。

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学校の行事についてのメモ。
3月末。卒業のパーティ。レコグニション、って言っているから、地域の人たちにパアラランを知ってもらうためのパーティでもある。
そのあと夏休み。夏休みのキャンプは今年はなかった。5月14-15日、先生たちのワークショップ。モンタルバンの景色のいいところで一泊研修。ところが、とても暑かったので、レティ先生が気分が悪くなって、さきにパヤタスに帰る、ということになってしまった。そうしてベッドに寝かせられたところに、以前の留学生の陽子ちゃんがやってきた、数年ぶりのレティ先生の弱った姿にショックを受けた、という、ことの次第だった。陽子ちゃんから、話をきいて、私も心配だったのだ。
6月、新学期。パヤタス校エラプ校あわせて198人の子どもたちが来ている。

給食。後片付け。テーブルを拭くのは、しっかりものの女の子たち。

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帰りの風景。お母さんが迎えに来るまで、テラスで遊んで待っている。(来ないときは先生が連れて帰る)。前の道を通るアイスクリーム屋さん。写真撮ってるうちに行ってしまって、食べられなかったのがすこし残念。

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