畑にふきのとうが出ていた。私がどんなにやる気がなくても、季節は怠けないのだ。
ゆずの皮を刻んで冷凍しといたやつで、ジャムをつくった。
前の夜、息子の相手で百人一首。2回やって2回勝った。超接戦を制したが、最後まで緊張しつづけなきゃなんないという、こういうのはくたびれるなあ。かろうじて勝ったが、勝つのは気持ちがいいが、息子のほうに余裕がある。私はもう無理だと思う。
負けそうになると、あからさまに意地汚くなり、それはぼくのほうが速かったとか、ごねるごねる、私も負けずにごねる。つかみあいもする。
学校でやるときはでも、猫かぶりましょう。
で、翌日の百人一首大会。チーム「てふてふ」は、1年生ながら準優勝だったそうでした。1~4年の参加で優勝は4年生。調子よく勝ち進んだので、微妙だったチームの雰囲気も、やがてなごやかになったそうでした。
そろそろ1年経つけど、もう小学生の頃のことを思い出せないほどだ。また春がくる。
その前にたぶんまた雪がくる。足の怪我の跡がしくしくするもん。