避難勧告

豪雨災害、ニュース見る度に、死者行方不明者増えてゆくので、茫然とする。
夜10時過ぎて、防災無線が鳴る。 避難勧告の地域が読み上げられるのを聞く。
区内のほとんどの地域、災害現場からずいぶんはなれたところも、このあたりも入ってる。

なので、電話連絡網をまわす。雨ほとんど降ってないけど、このあとわからないし、避難勧告出たら、一応全戸に連絡して注意喚起することになってる。

でも夜なので、避難所に指定されているところは閉まっているのでした。
なので、避難勧告出たけど、避難所はあいてないですよ、それぞれの判断で、身を守ってくださいね、という連絡をするだけですけど。

今度の災害、避難勧告が遅かった、というが、たとえ1時間2時間早くても、身を守れたかどうかわからないと思う。
防災無線なんて、限られた家にしかない。それを各戸に伝える連絡網があって、それが迅速に機能してはじめて、お知らせも耳に届くけど、あんな激しい雨の夜に、自分の家族も守れるかどうかわからないなかで、地域のことまで難しいと思う。各戸にハザードマップは配られていたのかな。
日ごろハザードマップを見ておくと、土砂災害に注意しましょうと言われたときに、ああ、自分の家のことだなと、具体的にイメージしやすい。

思うけど、こういう危険地域には、防災無線を数軒ごとぐらいに、できるだけ多くの家に設置したほうがいいと思う。あれこれの警告が直接、耳に入ってくるとこないでは、意識がちがってくる。
人の声で、気をつけてくださいって言われると、気をつけましょうって思うもん。

それで、具体的にどうするかを考えはじめてようやく、避難所開いてないよー、ってことにも気づくわけだ。

こういう、夜は暗くなる地域に暮らしていて、いざ、真夜中どこに逃げるかを考えると、夜も明るいコンビニって、なんかとても慕わしく思えてくる。

雨、このあたりはあんまり降りそうでもない。降らないといいけど。



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まだずいぶん作業がのこっているのですけど、あとはまた明日、様子みながら。