星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

続 トランポリンハウス

業者さんが、年に一度の床下点検にくるというので、ではそのときに、部屋の残りの床板も張り替えよう、ということになった。動かしきらない箪笥があるので、全部は無理としても半分くらいは替えてしまいたい。それで机を動かしたり、本を運んだり、早朝から働いたのだ。それが火曜日。
業者さんきて、畳をどけて床下にもぐっている間に、剥いだ床板を新しいのと取り替える、という予定だったが、これがもう大変だった。先週1枚取り替えるときにも大変だったから、でもそれができたから、あとも何とかなると思ったら、次々にいろんな問題が出てくる。

説明が難しいんだけど、柱の部分にはめこむのに、のこぎりで切り落とす部分があって、でも前の床板のかたちにあわせても、うまくすきまに嵌まらないとか、それが柱ごとに事情が違っていて、何がどうなっているのか、何をどうすればいいのか、その場しのぎ的にああしてみたりこうしてみたり。
ようやく張り替えても、今度は右端を踏むと左端が跳ね上がる、跳ねあがらないように、釘を打ち付けると、その衝撃で、板をのせている横の棒がずれて、支えを失くした隣の板が沈む、とかとかとか。

……絶妙のバランスの上に、この家は成り立っているようなのだ。

自分の仕事を終えた業者さんも、見かねて手伝ってくれて、いや、汗だくになって手伝ってくれているのがほんとに申し訳なかったですけど、手伝ってもらったけど、
3人がかりで、なんとか2枚半を張り替えて、こないだのあわせて3枚半分、よく踏むところでよく沈むところが、踏んでも沈まなくなった。たぶん数十年張り替えていないと思う。こんなぶよぶよのぺらぺらの板の上に、よく無事で暮らしていたもんだと思うけど、すこしほっとした。

ついでに畳の上に敷いていた茣蓙、16年間敷いていて、擦り切れてぼろぼろなのを剥がした。新しい茣蓙のいぐさの匂いがいい気持ち。

水曜日。部屋の片隅の板張りの上は、物置になっているんだけど、そのあたりを整理整頓。うすうす危惧したけど、やっぱりだ。黴、黴、黴。これでも気をつけているから、以前よりはましなんだけど、こんなに気を使っても黴との闘いが終わらないのかと、ほんとに果てしない。紙袋のなかからは、干からびたネズミが出てきた。
小さなネズミがコトンと。
………

こないだ帰省したとき、父が私の布団を用意するのに、押入れから出してみたら、ネズミが齧っていて、ずいぶんひどいことになっていたらしく、あんまりひどいのは捨てたといっていたのを思い出して、
押入れの奥をのぞいたら、ビニール袋の切れ端が散乱している。やられた。未使用のタオルなんかをビニール袋に入れておいたのだが。でも、袋とタオル1枚がやられただけかな。

家のなかも片付けないといけないんだが、今年の夏は雨が多かったから、庭もすごいことになってて、草ぼうぼうの上に、捨てる予定の古い床板を立てかけているわけで、この家、外から見たら、絶対廃屋に見えると思う。
すごい蜘蛛の巣だし。こんなに大きくなったら壊すにしのびなくなって、壊さないでいるんだけど。

素敵な、私たちのトランポリンハウス。