2006-08-09から1日間の記事一覧

斃(たお)れてのち、はじまる

社会学者の鶴見和子氏が7月31日に亡くなったという。享年88歳。氏の仕事は、最近の対談集しか読んでいないが、「内発的発展論」の提唱と、病にたおれて半身麻痺となってからの生き方は、とても鮮烈だった。免疫学者の多田富雄氏との往復書簡による対談(…