2006-11-17から1日間の記事一覧

跡形もなく

長田弘『知恵の悲しみの時代』は、古い本のなかに、戦争の時代がかき消してしまった、そして忘れられていた大切な声を、ひろいあげていて、心にしみる。 あとがきの言葉を借りれば、<昭和の戦争の時代を「知恵の悲しみの時代」として、その時代に遺された本…