2008-06-06から1日間の記事一覧

「薔薇の沈黙」

15歳のころに、リルケを読んだことは、何かしら決定的なことだった。 存在しよう! と心に決めた以上、 この世に欠乏があるなどという迷いに陥るな。 というフレーズは、私の蜘蛛の糸になった。オルフォイスへのソネット。誰の訳だったか、わからないのだが。…