2009-01-29から1日間の記事一覧

数えてゆけば

笹井宏之さんの短歌を読むと、私はなぜか宮沢賢治を思い出した。 たとえば、「わたくしといふ現象は」ではじまる「春と修羅」の序、因果交流電燈や、銀河や海胆の話など。 それからいくつもの童話たち。笠井さんの短歌の一行ずつから、一篇の童話が生まれて…