ふるさとや石垣歯朶に春の月 永き日のにはとり柵を越えにけり たとえば芝不器男の俳句からは、愛媛の南予の、つまり私の郷里の匂いを、息苦しいくらいに感じる。それらの句は、不器男が作者でなく、風土が不器男の手を借りただけだと思えるくらい。 山口にい…
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