春の夕暮れを畑にいる。せっせと水をやったのに、明日は雨みたい。 蕗を摘む。蕗の葉の下には神さまがいるというアイヌの話を思い出す。 もうすぐに、捨てられてゆく村の畦にも、蕗の葉はゆれているだろうな、と思う。牛が殺されてゆくこと、コゴミも蕨もぜ…
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