☆蛍光の靴 ふるさとを出てゆく汽車を待ちながら不機嫌だった 花ふぶく日に もうすぐに母さんが死ぬと波音がうちあける夜のテトラポッド 闇のほうへ石を投げれば夜光虫あおく光って消えてゆく海 テレビジョンだけは青く新しい老父ひとり住む部落の家に 母さん…
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