息子のクラスにペーパー君というあだ名の男子がいて、なぜペーパー君かというと、別のクラスに、学問の神様と呼ばれている女の子がいて、その神ちゃんと同じ苗字なので、区別するためにペーパーらしいのだが、
息子、ペーパー君に言われた。「おまえ、コミュ障?」
「なぜ、わかる」と息子が言うと、だってカタコトだから、と言われた。
「だって緊張するから」って言うと、ふつうしないだろ、と言われた。
「このことは内密に」って言うと、でもみんな気づいてると思うよ、と言われた。
コミュ障って、12歳がふつうに使うほど、ふつうの言葉なのかとちょっと驚いたけど、まあ、気にしなくていい、そこらじゅう、コミュ障だらけだからさ。
息子のまわりの子どもたちの話は、聞くだけで疲れそうなほどだ。
あれこれと面白い子どもの巣。
一昨日の午後、ツバメの巣にツバメがいなかった。午後ばたばたと来客があったので、驚かせたなと心配したが、昨日はもどってきていた。いない間にのぞいてみたら、巣のなかには卵ふたつ。
