いちご狩りと秘密基地

つる薔薇咲いた。車庫の上と屋根に伸びて花ざかり。

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今日の午後は、クラスの子が何人かやってくる、と息子は言っていた。なんでも、彼が毎週末の作文に畑のいちごのことを書いたら、それを先生が話したらしい。それで、遊びに行っていい?ってことになったらしい。
いつもの、スナフキンムーミンのほかに男子1人、女子2人来る。
畑のいちご、全部で6人として、1人30個はあると思うよ、30個とっていいよ、と言った。
すると、女子ふたりは一心不乱に摘んで、30個以上摘んでもいいですか、って言う。もちろん。好きなだけどうぞ。

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女子のひとりは鹿子である。最近は息子に向かって「ばか」は言わないそうだが、他の男子には言っている。口癖なんだろうな。
女子は女子らしく、貪欲である。というか、ちゃっかりしてる。
いちご摘んだら、じゃあ、って帰っていった。


一方で男子は、わざわざタッパーもってきたMくんも、10個ばかし摘んで、もうすんだつもりでいる。スナフキンムーミンもそれくらいは摘んだのか、摘んだのを、息子に渡して、ぼくは持って帰らないからって言う。
「でも、おかあさんが前つくってくれたアイスをまた食べたい」とスナフキンが言う。
スナフキンムーミンは、ほかの子たちが来る前に来ていて、息子と一緒に、畑につくる小屋の資材の木切れなんかを運んでくれたのだが、「お手伝いする」と元気良かったのは一瞬で、
毛虫がいる、ので運べない、とか、
暑い、とか、たいぎい、とか、
男子は、役に立たない。

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女子が帰ったあと、男子4人は部屋で遊びはじめたので、いちごとバナナをのアイスリームをつくってやった。スナフキンにはいちばん大きいやつをあげるよ。

それから畑にもどって、いちごの残りを摘む。いろいろと踏みつぶされていたりするが、ずいぶん残っていて、子どもらが摘んだ分とあわせて、今日も300個を超えたと思う。Mくんのタッパーに余分に入れてやる。

それから畑にもどって、小屋のつづきをつくる。
こわれた網戸を入口にして、ブルーシートかぶせてできあがり。
風雨でこわれそうだが、こわれても30分で再生できると思う。
暑い日の日除けにいい。捨てそびれていたお風呂マットを敷いたので、寝転べて快適。
友だちが帰ったあと、息子がやってきて、もぐりこんで、

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「いい秘密基地だね。居心地がいい」って寝転ぶ。

おかあさんの秘密基地だからな。