埼玉県知事が、一方的に、突然、朝鮮学校に対して、補助金の支給の保留を通達してきた、というメールを受け取って驚いています。
しかもこの時期に。抗議しようにも、支払いには1日の猶予しか残っていない、という3月29日になって。
震災のどさくさにまぎれて。国は国で、無償化除外の問題を、砲撃事件に加えて、震災でそれどころでないといって、見捨てたまま。
地方は地方で、震災復興に金がいるから、朝鮮学校には出せない、とでもいうんだろうか。けれども、朝鮮学校の生徒も、日本の学校の生徒と同じく、この国を襲った震災の、同じ運命のなかにいるんじゃないか。
信じられない。
河津さんのブログ。
http:// relianc e.blog. eonet.j p/defau lt/2011 /03/pos t-9221. html
大至急、抗議のメールをお願いします。
知事への提言:a2840-02@pref.saitama.lg.jp
県学事課専修各種学校担当 TEL:048-830-2562 FAX:048-830-4735 E-MAIL:a2550@pref.saitama.lg.jp
☆☆☆
以下は、私の抗議メール。
埼玉県知事さま
朝鮮学校への補助金の支給保留の通達について。
「埼玉県知事が埼玉ハッキョに対する補助金支給の保留(事実上2011年度の支給は無し)を一方的に通達して来ました!支払い期限が明日までなので、明日まで支払いが行われなければ、来学年度の補助金は無しです!」
という悲痛なメールを友人から受け取りました。
本当でしょうか。本当なら抗議します。
私は日本人ですが、この国がこの百年間、在日朝鮮人に対して、とりわけいま朝鮮学校に対して、冷たい仕打ちを続けていることが、残念で悲しくて恥ずかしくてなりません。
大阪知事は、補助金の打ち切りの理由について、ツイッターで、共生のためだと信じられない詭弁を弄していました。恣意的なルールを押しつけて、それに従うことが共生だというわけです。戦時中の五族共和と同じですね。マジョリティの傲慢であり、植民地主義です。
埼玉県知事も同じでしょうか。
何のまえぶれもなく「今朝」通達してきて、「明日」が締め切りとは、震災に乗じた朝鮮学校つぶしとしか思えません。関東大震災のときに、朝鮮人が虐殺された、その恥ずべき歴史を彷彿とさせます。
あなたがしようとしていることは、在日朝鮮人の子どもたちに対して、父母に対して、残酷です。日本人の私にとっても、残酷です。首相も大臣も知事も、日本の政治というのは、こんなに私の友人たちに対して残酷で、同じこの国で生きる子どもたちを平気で差別するんだと思ったら、この国への希望を見いだせませんから。
撤回をお願いします。
恥ずかしい歴史をつくらないでください。
補助金は出すべきです。出さないことは、民族教育への弾圧にほかなりません。そんな愚かなことをしないでください。しかもこの震災のどさくさに乗じて。あまりにも卑劣です。
☆
追記。
重ねて抗議メール。
埼玉県知事さま
「補助金支給の理由は学校の事務状況が健全であることだが、校地が整理回収機構に差し押さえられている。借金の担保で借り押さえられている。朝鮮学校への補助金は私立学校への補助金と同じなので、財政は自己資本で成り立つべき。このままでは税金を投入できない。」
というのが理由だとききました。
朝鮮学校の財政的な困難は、日本社会の冷淡さ、残酷さのつけを負わされているものです。なのにそれを理由に、補助金打ち切り(保留といっているらしいですが)を正当化していると理解しますが。ひどいです。
いま現在、学校に通っている生徒保護者の立場にたって、その立場から考えていく、生徒の不利益になることをしない、というのが地方行政のありかただと思いますが、朝鮮学校の生徒に限ってはそれをしなくていいと、いうことでしょうか。
官僚主義に陥ったら、地方行政はその魂を失います。今度のことは官僚主義の悪弊につけ込んだ朝鮮学校潰しの策略にしか思えません。残酷な兵糧攻めをして。
あらためて抗議します。補助金のすみやかな支給を望みます。
☆
河津さんのブログ。
http:// relianc e.blog. eonet.j p/defau lt/2011 /03/pos t-e31b. html
しかもこの時期に。抗議しようにも、支払いには1日の猶予しか残っていない、という3月29日になって。
震災のどさくさにまぎれて。国は国で、無償化除外の問題を、砲撃事件に加えて、震災でそれどころでないといって、見捨てたまま。
地方は地方で、震災復興に金がいるから、朝鮮学校には出せない、とでもいうんだろうか。けれども、朝鮮学校の生徒も、日本の学校の生徒と同じく、この国を襲った震災の、同じ運命のなかにいるんじゃないか。
信じられない。
河津さんのブログ。
http://
大至急、抗議のメールをお願いします。
知事への提言:a2840-02@pref.saitama.lg.jp
県学事課専修各種学校担当 TEL:048-830-2562 FAX:048-830-4735 E-MAIL:a2550@pref.saitama.lg.jp
☆☆☆
以下は、私の抗議メール。
埼玉県知事さま
朝鮮学校への補助金の支給保留の通達について。
「埼玉県知事が埼玉ハッキョに対する補助金支給の保留(事実上2011年度の支給は無し)を一方的に通達して来ました!支払い期限が明日までなので、明日まで支払いが行われなければ、来学年度の補助金は無しです!」
という悲痛なメールを友人から受け取りました。
本当でしょうか。本当なら抗議します。
私は日本人ですが、この国がこの百年間、在日朝鮮人に対して、とりわけいま朝鮮学校に対して、冷たい仕打ちを続けていることが、残念で悲しくて恥ずかしくてなりません。
大阪知事は、補助金の打ち切りの理由について、ツイッターで、共生のためだと信じられない詭弁を弄していました。恣意的なルールを押しつけて、それに従うことが共生だというわけです。戦時中の五族共和と同じですね。マジョリティの傲慢であり、植民地主義です。
埼玉県知事も同じでしょうか。
何のまえぶれもなく「今朝」通達してきて、「明日」が締め切りとは、震災に乗じた朝鮮学校つぶしとしか思えません。関東大震災のときに、朝鮮人が虐殺された、その恥ずべき歴史を彷彿とさせます。
あなたがしようとしていることは、在日朝鮮人の子どもたちに対して、父母に対して、残酷です。日本人の私にとっても、残酷です。首相も大臣も知事も、日本の政治というのは、こんなに私の友人たちに対して残酷で、同じこの国で生きる子どもたちを平気で差別するんだと思ったら、この国への希望を見いだせませんから。
撤回をお願いします。
恥ずかしい歴史をつくらないでください。
補助金は出すべきです。出さないことは、民族教育への弾圧にほかなりません。そんな愚かなことをしないでください。しかもこの震災のどさくさに乗じて。あまりにも卑劣です。
☆
追記。
重ねて抗議メール。
埼玉県知事さま
「補助金支給の理由は学校の事務状況が健全であることだが、校地が整理回収機構に差し押さえられている。借金の担保で借り押さえられている。朝鮮学校への補助金は私立学校への補助金と同じなので、財政は自己資本で成り立つべき。このままでは税金を投入できない。」
というのが理由だとききました。
朝鮮学校の財政的な困難は、日本社会の冷淡さ、残酷さのつけを負わされているものです。なのにそれを理由に、補助金打ち切り(保留といっているらしいですが)を正当化していると理解しますが。ひどいです。
いま現在、学校に通っている生徒保護者の立場にたって、その立場から考えていく、生徒の不利益になることをしない、というのが地方行政のありかただと思いますが、朝鮮学校の生徒に限ってはそれをしなくていいと、いうことでしょうか。
官僚主義に陥ったら、地方行政はその魂を失います。今度のことは官僚主義の悪弊につけ込んだ朝鮮学校潰しの策略にしか思えません。残酷な兵糧攻めをして。
あらためて抗議します。補助金のすみやかな支給を望みます。
☆
河津さんのブログ。
http://