かんたん

そういえば9年前の今日は、市役所に婚姻届出しに行ったのだった。休みだから裏口から入って、守衛さんに紙を渡すだけ。簡単だった。婚姻届や離婚届けは休日が面倒くさくなくていいと思う。簡単でないのは生活だが(よく続いてる)せめて簡単にできることは簡単にする。

自分の髪は自分で切ったら5分で終わる。散髪大嫌いな子どもも、5分以上は我慢できないので、5分で切ってやる。
孫の髪型に義父が不満そうだが、髪にさわられると痛いと感じる子どもなのだ、そういう子どもはいて、それはもう大きくなって平気になるのを待つしかないのだと、パパが近所の散髪屋さんから聞いた話を言う。でもお母さんが散髪してもらうのを見ておくのはいいことだよと、散髪屋さんは言ったらしく、よけいなことを。
5分以上はいやです、私。

1日から山口の義父母のところ。子どもはおじいちゃん従えて、玩具屋に行く。私はなんにもしない嫁をしている。留守番して、少年少女向けの小説読んで、泣いていた。
帚木蓬生「ソルハ」という本。ソルハはダリ語で「平和」の意味。アフガニスタンの女の子の話。
本読んで泣くなんて、ながらくなかった気がする。あなどってはいけない。子ども向けの本。

小学校3年生のときに、本を読んだら、本のなかの主人公の気持ちになります、と作文書いた記憶があるんだけど、そのあたりの気持ちに、もどります。

で、おかーさんのふりするのが、めんどうだ。