お花見と猿回しとコゼツのだんな

土曜日の朝、義父さんから電話がきて、お花見することになる。
まず、かたつむりクリニック(パパと子どもがつけたあだ名。「廻」の字がかたつむりだから)に行って、耳の処置をしてもらう。穴はもうふさがってきているらしい。
それから音楽教室に行って、グループレッスンのあとに、ピアノの個人レッスンもあって、好きな曲は大喜びで弾いているのが、見ていても楽しい。
それから大竹市で義父さんと待ち合わせして、ご飯。
子ども、ごめんなさい、と、ごちそうさま、の手話をする。どこでおぼえたか、謎なんだが。
義父さん、支援学校の入学式に来賓で行っておぼえたばかりの、みなさん、おめでとう、の手話を孫に教える。
おめでとう。おめでとう。

それから岩国の錦帯橋へ。 Img_1096
桜の季節にここに来るのは2度目。
橋は美しいと思う。桜も美しいと思う。いっそ現実感がない。
猿回しをしていたのが楽しい。白鳥を見る。鴨を見る。
ロープウェーで山頂まで行って、降りる。
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夜、子どもに「フランダースの犬」を読んでやっていた。
昨日は最後の場面。
私は目がうるうるするが、子どもはかなしくないらしく、
「ネロとパトラッシュは天国に行って楽しいからいいんだよ」 
と言う。
ふむ。
ネロやパトラッシュのような美しい魂は幸いである。
自分がとてもつらくあたったネロに、財布を拾ってもらって、一文無しにならずにすんだコゼツのだんなが、なんだかとっても日本人に見えるんだけれど、
本当にかわいそうなのは、ネロをいじめたコゼツのだんなや町の人たちだろう。みじめな人生だろうな。もう改心もまにあわなくて。

日刊イオの記事「雲隠れする二次災害」
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io

福島第一原発再臨界核分裂反応)している可能性が高い、という記事。
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/001814.php