草刈りとか、PTAとか。

午後、義父さんが自動草刈り機をもってやってくる。空き地の畑、かわいい孫の畑が、草にのみこまれそうになっているのを、見かねたものらしい。
刈り取られる前に、私はふきを摘み取る。それから私はPTAの集まりがあるので、学校に行ったが。

草刈り機の音が響くので、近所のじいさんたちが、つぎつぎあらわれたらしい。このあたりのじいさんたちの暇つぶしといっては畑仕事なので、ほったらかしのうちの畑についてもあれこれ言っていったらしい。
畝もつくらずに畑ができとる、とか、じゃがいもの茎が太い、これはいい、苺の苗もしっかりしている、と、ほめてくれたそうだ。

雨の2日間のぞかないでいたら、熟した苺、なにものかに食われていたが。何かしら虫も大発生している。こないだ植えたばかりの、きゅうりの葉っぱがレースだ。

畑のすきまにりくが植えた朝顔の双葉が、あちこちから出ている。



PTAは、ふれあい活動のうちあわせ。なんでも、学年で親子でミニ運動会をやるんだって。運動会、と聞いた時点で、私はもう脳が死んでいる。
子どものころ、何がいやって、運動会ほどいやなものはなかったです。たぶんアスペルガー症候群に由来すると思うんだけど、極端な運動音痴だったし、かけっこのピストルの音はこわいし。
他の人たちが何を相談しているかを、理解する気力もなくしているのだったが、かろうじて、ふうせんを使うという案が出たときに、「ふうせんは、割れたときに音がこわいです」と言ったら、音楽教室で一緒のお母さんが、「ああ、りくしくんがね、耳が過敏なのよね」と言ってくれたんだけど、いや、ほんとは私がこわいんです、とは、言わずにおいたけど。

で、りくは、学校では、音楽の時間にみんなと一緒に歌うことができているらしい。驚きである。ところが、音楽教室に行くと、今まで通り、歌えないままだ。長い間、歌えない場所だったので、そこにいくと、また歌えない自分にもどるらしいのだった。
それはよくわかる気がする。

で、運動会。長い間、絶望感とともにある行事だったので、いまになっても、体全体がやる気がないんである。でも何か役割を果たさないといけない。困ったなあ。

と思っていたら、なにか、カードを使う遊びをするらしい。絵カードを使う。その絵をどうするか、という話になっている。
まかせて。準備する。子どもたちがよろこんでぬり絵するような下絵を準備する。それを印刷しよう。
昔、児童館で働いていたとき、ぬり絵を何十枚つくったことか。評判よかったのだ。ふふん、6種類用意すればいいのね。
それなら楽しい。

ついでに進行表作成の仕事もまわってくる。まあその程度ならできると思う。

いつも一緒に行くYくんのママは、年少さんの女の子と1歳の男の子を連れているので、大変なんだが、話題に入れないときは、子守で時間つぶしすればいいので、私は微妙にたすかっている。
しっかし、時間が長いよー。くたびれたよー。