側溝

パアラランは、土曜がパヤタス校の、日曜がエラプ校の、終了式だった。
一年間元気にクラスを続けることができました。
ありがとうございます。

さてこれから、ニュースレター作らなきゃ。資金は底をついている。
自転車操業があたりまえになってるから、こんなもんだ、という感じなんだけど、冷静に現実を(たとえば口座の残高とか)認識すると、
……
天を仰ぐのみ。できることをするだけ。



うちの子の学校も春休み突入。
それにしても学校というところ、毎年、疲れる。
いじめでしょ、学級崩壊でしょ、いじめでしょ、またいじめでしょ。
おだやかな1年、ってないものか。

学年最後の学級通信は、クラスみんなの作文をまとめてあって、読んだけど、いじめた子たちの作文、「私はこんなことをがんばった」って書いてあっても、ふうん、いい気なもんだなって、思うもんね、私あんたきらい、応援する気になんないし、って思うもんね。
人をいじめるっていうことは、味方を失うっていうことだよ。私あんたの味方しない。
ということを、言ってやりたいが。

子ども会の役員があれこれまわってくる。今夜の会合で引き継ぎだったので、夜、集会所まで坂道降りていたら、同学年のYくんのママが通りかかって、車で一緒に行こうっていう。で、集会所の近くで車おりて、Yくんママは、4歳の末っ子を連れていたんだが、その子が。

歌いながら歩いていたのが、突然、消えた。
道が暗くてわかんなかったんだね、側溝に落ちたのだ。そっちはあぶないよ、と思ったときにはもう落ちていた。
ずぶぬれの子を側溝から抱き上げる。わんわん大泣き。
Yくんママ、子ども会の会費を私にあずけて、末っ子を連れて帰る。さいわい、怪我もなんにもなかった。

そういえば通学途中の小学生も田んぼに落ちた。町内会長は酔っぱらって、田んぼにも落ちたし側溝にも落ちた。小さい子が落ちないのが不思議なくらい。

私の子どもが落ちてないのは、あの子は小さいとき、多動がすばらしかったので、外歩くときは、必ず手をつないでいたからだけど、
そうよ、ずっと緊張していた、

それがいま、ひとりで歩いているわけだ。ママ、会合はまだ終わらないの、と迎えに来る。

ひとりで歩いている。側溝にも落ちないで。
たいしたことだと思う。