星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

バンビの食卓

外に出ると、向かいの森ががさがさ鳴る。のぞいてみると、私の気配に逃げていく鹿の尻が見えたりする。
雨上がりの畑に行くと、枝豆が、茎だけ残してすっかり食べられていた。花も咲いてこれから楽しみだったのに。ジャガイモも花も葉もすっかり食べられていた。
そばには鹿の糞が残っていた。
今日は、桑の葉が食べられていることに気づいた。桑の葉茶にするつもりだったのに。
さらにさらに、息子の弁当用に植えていたチシャも、ラディッシュの葉っぱも食われた。植えたばかりの空心菜も。
なんなんだ、これは。私はバンビの食卓を整えているのか。
すると、畑に水を運んできてくれたパパが、雨が少ないから、山に食い物がないのかもしれん、と言う。
しれんけどっ。
耕したまま、まだ何も植えてないところは、猫のトイレになっている。そりゃふかふかで気持ちいいだろうよ。
なんかなんかもう、しょんぼりだった。
ブルーベリーの実がなっているので、これは鳥に食われないように、網をかけた。

息子は明日から考査。しばらく弁当つくんなくていいわ。

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チシャとラディッシュといちごとパセリは畑から。天ぷらのバラとドクダミは庭から。
花はエディブルフラワーといいます。食べれるのだ。ままごとみたいで面白い。
いいかげんな母の弁当を、毎日完食の息子に感謝。



香港のデモ。
昔、旅行雑誌のコピーを書いていたときに、ちょうど中国に返還される頃だった。これからどうなるのだろうと、不安もよぎったが、旅行雑誌のコピーはあくまで明るく、一期一会、返還前の香港に行こう! とか、返還後には、新しい時代の香港へ! とか、とにかく前向きだったのだ。夜景がどうとか、クルーズがどうとか。

共産党は、裏切るぞ。土壇場で裏切るぞ。

もう亡くなった恩人のような人が、よくそう言っていたのだとパパが言う。それが、耳のなかでリフレインしている。
佐藤優氏が、自分は徹底して反共、反革命だと書いていたことも思い出したりする。
天安門‥‥あれから30年なのか。