2012-12-11から1日間の記事一覧

骨のゆくえ

死んだおじさんは、私の父の兄たちと幼なじみだった。近所に住んでいたのだ。若いころの祖母がどんなだったかも覚えていて話してくれた。 父に電話すると、 「わしが死んだときはどうなるんやろ、腐るまでほうっとかれるんじゃないか」というようなことを言…

娯楽室

日曜の朝、雪。 おじさんが亡くなったので、とにかく老人ホームに行こうと、支度をしていたら、長女さんから電話。 ホームの慣習では、生活保護での入所者さんは、通夜は近くのお寺さんに来てもらってホームでやって、翌日の葬儀はお寺さんのほうでしてもら…