誕生日

1日は、ちびさん誕生日。4歳になった。
幼稚園に願書を出しに行き、それからマックへ行って、ハッピーセットの玩具のケロロ軍曹を(2個も!)もらって、それからケーキを買って帰りました。
お誕生日のお祝いをもらったので、お礼のお手紙を書きました。はじめて手紙かいたのよ。自分の名前もひとりで書いた。「く」の字の向きが逆だけど。送らなくっちゃ。
叱られる度にいなくなっていた、トーマスやブッブーさんたちが、みんな誕生日の「恩赦」で帰ってきて、ちびさん上機嫌で遊んでいる。
 
4歳までにできるようになったこと。
  数字を英語と日本語で100まで数えられる。
  ひらがなカタカナ、アルファベット読める。漢字もすこし読める。
  ひらがなとアルファベット、すこし書ける。
  日本地図パズルと世界地図パズル。
  日本の県名全部言える。世界の国名すこし言える。
  俳句やじゅげむや論語がすこし言える。
  トイレでおしっこができる。
  スプーンとフォークはもてる。
 
まだできないこと。 
  じゃんけん。
  はしがもてない。
  ごはんの間ずっと椅子にすわっていることができない。
  偏食もすごい。
  ひとりで服の脱ぎ着ができない。
  トイレで▲ができない。ひとりでトイレに行けない。
  おもちゃのお片付け。
 
「ママ、ブラジルには川ある? なんという川?」ときかれて
アマゾン川」と答えながら、
同じような会話を、小学校6年のときの教室で、社会のテストの前の休み時間にしていたことを、いきなり思い出したが、なんだか不思議な4歳だ。
 
ふだん、3歳や4歳の子どもを相手にしているとはあんまり思わずに暮らしているし、まして自閉症とかアスペルガーとか意識しないけれど、みんなと一緒の場面、療育センターのクラスとか、幼稚園の未就園児のクラスに連れていって、みんながすわっているときに突然走りだしたりするのをみると、ああ、なんてみごとな「唯我独走」ぶりだろうと、ため息が出るけど、ちびさん、きみが元気で育ってくれているのは、泣きたいほどうれしいです。