放送部

大学の後輩が高校の先生をしています。某県立高校で放送部の顧問らしいのですが、先日電話があり、その前に生徒さんからのメールもあり、パアララン・パンタオのことについて、取材をしたいというのでした。
で、日曜の午後、三脚やビデオカメラなど抱えて、先生と女の子ふたり、やってきました。

私を映すのかあ、カメラまわすのかあ、やめてくれえええ、なにをしゃべればいいんだあああああああ、みたいなことでしたが、ゴミの山の学校のことを知ってもらうのは大事、知ろうとする若い人たちの情熱も大事、しゃべりました。さわるとぼろぼろ剝げていく部屋の壁を背景に、昨日から着たきりのシャツにジャージ姿で。
こういうときは、化粧ぐらいしたほうがよかったんではないか、と思いついたのは、すべて終わったあとだ……。

ああ、ずいぶん早口でしゃべった気がする。日本語になってなかったりするような気もする。ごめん、ごめんなさいいいいい。

取材の仕事は何度もしてきたけれど、正直いうと苦手なんだけれど、取材される、というのは、もっと苦手かも、と思いました。ふう。大勢の前でしゃべらされるよりはましだけど。
 
ちびさんは、カメラをのぞかせてもらって(って、勝手にのぞいてたのだ)、ズームの使い方なんか教えてもらって、おねえちゃんたちにかまってもらって、上機嫌、大喜び。
マイクをもって、歌いはじめました。ケロロの、きみにジュースを買ってあげる♪と、ケロっとマーチ♪(伴奏があったり、みんなと一緒だと歌えないけど、ひとりだと歌えるんです)
録画してくれたそうで、どうもありがとうございます。

窓の外は、カエルがにぎやかに歌ってる。昼間もけっこう鳴いてたけど、夜になって大合唱。ケロケロケロケロゲロゲロギロギロケロケログワッグワッ。

↓曲のタイトルは「パライソ」。フィリピンの「スモーキーマウンテン」という名前の少年少女のグループが歌っていた。


歌詞と訳はこちらにありました。
http://www.yobology.info/sato/paraiso.htm