単調で煩雑な、

写真の整理をしている。ゴミの山の。十年分ほどの。
ざっと2000枚ほどはあるんだろうか。よくまあ、毎年こりもせず、似たような写真ばかり。ゴミの山、麓の集落、フリースクールの子どもたち。
覚えているつもりでいたのだ。忘れっこないと思っていた。何年に、どんなときに写した写真か。写っているこの子の名前は何だったか。
ところがわからなくなっている。たとえば2000年のゴミ山と2002年のゴミ山の写真の区別(写っている子どもの顔で区別できていたのに)、思い出せなくなっている子どもたちの名前。
どうせネガはぼろぼろだし、紛失していたりもするし、(近くの写真屋もなくなってしまったし)、貸出しするにも、パソコンに入れておいたほうが便利、なので、ここんとこずっと、パソコンの前にすわってスキャンしつづけていたんだけど、100枚ほどもしたら、もう耐えられなくなってきた。

単調で煩雑な、しかもいちいち感情線に触れてくる、作業。

助成金の申請していたのですが、駄目でした。
去年、とっても大変だったときに、貰えたので、助かったのですが、今年は駄目だって。残念。