穴場、かも。

穴場、かも。
ただの穴かも。

なかなか帰省できなかった理由のひとつが、連休や盆にはホテルがとれないということだった。しかし、すべてのホテルがインターネットで検索・予約できるわけではないのかも。

死んだくーやんの行きつけの喫茶店は、ビジネスホテルと焼肉屋に隣接していた。それでパンフレットをなにげなくもらってきたのだが、いまそれを見ていて仰天した。

郵便番号が7桁になったのはいつだっけ。その前には5桁の時代もあったはず。3桁の郵便番号なんて20年以上前だよね。
このホテルのパンフレットの住所は3桁である。いつ刷ったパンフレットを、いつまで使うつもりなのだろう。

地図はもちろん合併前のものだし、バイパスも書きこまれていない。
写真を見ると、部屋の椅子は、どっかの事務所からとってきたような事務椅子なんだが。布団には、昔なつかしいお布団カバー。

値段表は別刷り。シングル4500円。3泊以上なら4300円。ツイン7500円。3泊以上なら7300円。駐車料金無料。ということは、町なかのホテルで2泊する値段で3泊できる。

場所がまた、すばらしい。駅から遠いがバイパスからは近いので車なら便利。斎場と焼き場をつなぐ道の途中にあり、あたりは、ほかには山と草っぱらしかない。外観は、つぶれたラブホ、という感じなんだが、裏に回ると、喫茶店もわりと客が入っている。
喫茶店、無駄にスペースが広いのが、田舎ってすごい。
まんがと絵本と小さい玩具まで置いてあるので、子連れにはありがたい。メニューもそれなりに充実していて、ご飯類は大衆食堂なみの安さ。600円でお腹いっぱい。320円程度で弁当も売っている。

そのホテルのフロントに行ってみたら、だれもいなくてがらんとしていて、呼んでも出てこない。喫茶店にまわってください、と張り紙がしてあったので、喫茶店にもどって、このパンフレットもらってきた次第。
ということは、たしかに営業はしているのだな。

なんというか、現在進行形で、70~80年代。

トンネル抜けて山を越えたら海です。今度はここに泊って釣りにゆこう。(パパと息子は反対しているが。)