開墾熱

開墾熱は冷めない。
カヤの根っこが半端でなくて、小さな熊手では手に負えなくなってきたので、今朝、ホームセンターで、鍬とスコップと土を買う。ちびさん、種も買う。
今日はパパが開墾の手伝いをする。

途中でいなくなる。疲れたんだろう。

掘っていると、いろんなものが出てくる。体長20センチのミミズなんかはなんでもない。ムカデの巣も、まあ、八裂きにするだけの話である。でも赤ちゃんたちには逃げられた。
心痛むのは、昆虫の幼虫がころころでてくるのを無傷で埋め戻してやれればいいんだが、そうもいかず、つぶしてしまったときだな。
食ったらうまいのかな、とか、思わず考える。

いろんなゴミも出てくる。ペットボトルとかビニールとか。
キーンという音がするのは、石とか鉄パイプ。建築資材の捨てられたのが埋まっていたりする。有刺鉄線の錆びたのも出てきた。

地雷が出てこないのは、ありがたいなあ。
と、しみじみ思った。

にんじん植えた。
はつかだいこんが、小さな小さな芽を出している。

ちびさん、水やりだけする。

午後、ケーキを買ってきて、食べた。
パパの誕生日なのだ。でもろうそくは6本。吹き消すのはちびさん。

平和な休日だった。
明日はたぶん、また筋肉痛だな。