書きたい本のこと

書きたい本がある、と気づいた。森の樹のこと、庭の薔薇のこと、書こうよ書こうよと窓の外の鳥たちが言うので、書き始める。エッセイか散文詩にできるといいな、と思う。
たぶん、1日数行ずつ、数か月の根気があれば書ける、と思う。途中で忘れなければ。これが心配。

また別に、書きたい本がある。パアラランの幼児教育。ほんとは、1年ぐらい滞在して取材したいけど。とりあえず、先生たちのノートをコピーさせてもらえないかなと思っている。夏に行ったら、相談してみよう。コピーを手に入れることができたら、誰かに訳してもらって、整理して、小冊子にまとめることができないかしら。
というのも、
スラムの子どもたちがそのままでは身につけることが難しい、世の中とのコミュニケーションのために必要なスキルを身につけるための工夫がそこにはあって、
私の直観では、それは、たとえば発達障害の子らにとっても有効な視点であるような気がしている。
世の中や人間がどんなふうな仕組みでどんなふうに動いているのか、とくに考えなくても、自然に理解していける程度のことについても、私たちにはいちいち学習が必要だし、その学習が欠けたために(知的障害がなければ理解できるはずと思われていることなので、誰もいちいち教えてくれない)、無駄にひどい目にあうことが、とても多いと思う。悔しさは、言いようもない。

生きるためのスキルの欠落があるのである。
親となってみると、貧困の連鎖も心配だが、このスキルの欠落を連鎖させるかもしれないことは、
怖ろしく思える。

さしあたり、直面している人生の課題。これらの連鎖を、私は自分のところでくいとめることができるかしら。

書きたい本について。忘れないように記録っと。


いちごの季節も過ぎた。かれこれ3週間、毎日いちごジュースを飲めるほどは実ってくれた。あと1個だけ大きいのが残っていたはずが、そろそろいい感じに色づくはずが、今日畑に行ったら消えている。最後の1個だったのに。
にんにくも先日収穫。ベランダに干しているけど、雨くるかな。部屋にいれると、くさいって言われるからなあ。Cimg7821




庭のグミの木、茂りすぎて光をさえぎるから、毎年枝を切る。今年は花がたくさんだったから、実がなってから切ろうと思っていたんだけど、
実が、たった2つしか残っていない。ぼんやりしているうちに、鳥が全部食べてしまったみたい。もう容赦なく枝を切る。