学年末

夕方、親分から電話。あ、担任の先生からです。
来年度のクラス分けのことについて、私が連絡帳に書いたので。

3年のときに、息子をいじめた子が、なかでも体の大きな女の子が、休み時間に廊下にいたらしい。それで息子はこわくて外に出れなかった。
思えば、1年から3年まで、毎年何かしらあったのだが、でも1年や2年のときのは、それから、4年になっていろいろあったのも、それはもう大丈夫と言う。彼は彼なりに、不安な気持ちに負けないようにがんばってきたのだと思う。
でも3年のときのあの3人だけは、かんべんしてほしい、というのだった。
もっともだなあ。あれは強烈すぎた。
「もしも同じクラスになったら、ぼくは絶対抗議する」って言う。
それで、クラス分けの配慮をお願いしたのでした。

それで夕方、先生から電話。わかりましたってことでした。
そのついで、今年は、息子はほんとに落ち着いて過ごせた1年でしたって、お礼も言えたのでしたが、親分が言うには、息子、クラスで楽しそうに過ごしているらしい。
今日の算数は4年生のふりかえりのプリントだったらしいのだけど、息子は、まわりの子に教えてあげていたらしい。たよりにされているし、好かれていますよって。
それは知りませんでした。

学校でそんなにがんばっているんだったら、家でクラゲのようにふにゃふにゃしてるのも、すこしはしょうがないか。

もうじき4年生終わるね、って夜、息子に言ったら、涙をぽろんと流していた。今のクラスがいいのに、って。

学年末の最後のお楽しみ会で、オルガンひくって練習してる。ラピュタ