住民運動

住民運動が実を結んだ、ということになるのかな。

無免許運転でつかまって、離職勧告2回もされてまだやめずにいた県議が、一昨日のリコール選挙でとうとう失職。ここら一帯の町内会の人たち、地味に署名を集めてまわって、リコール投票にこぎつけたんだった。選んでしまった後始末を、なんとか自分たちでやったぞ、ということですかね。失敗の後始末。

それから、9年前に廃線になっていたローカル線の一部復活が決まった。これも地元住民が、地味に運動していて、うちは子どもの名前で参加して、会費払っていたよん。
その電車に乗って峡谷まで遊びに行けたらうれしいなと思って、ここに来たのに、ほんの2年後に廃線になっちゃった。復活するってうちのあたりまではこないんだけど、電車の路線がのびたら、バスの路線もかわる。ここの団地の下の道まで(できれば上まで)バスが通らないかな、というのが、次の期待。

昨日は、トイレの改修の見積もりに、業者さんがやってきた。ようやく下水道工事がおわったので、このあたりも水洗トイレになる。下水道工事の前に、道路移管の問題があって、まず道路が私有地だったのを、市に移管する。そのために測量したりするのにお金がかかる。そのあたりをクリアして、道路移管できるまでに数年かかって……みたいなことを、やってきて、やっとここまでたどりついた。
下水道ができるころには、きっとお金持ちになってて、家も建て替えられるよ、と根拠もなく楽しく待ちわびていたが、ほんとに根拠がなかった。下水道ができても、お金持ちにはなっていないので、改修費用の工面をどうするのよ、とか、パンフレットにのってる便器の一万円の差、みたいなところで、いじましい言い争いをしているわけだけど。

私は何にもしてないけど、パパは書類つくったり、署名にまわったり、行政とやりとりしたり、していた。町内会長たちと酒飲んだりしながら、ずっと、地味に。こうやって実を結ぶとうれしいもんだね。